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070 海でのお仕事

 今日の仕事は海岸でのゴミ拾い。黒猫のパンヤと三毛猫のワドウは飲み終えたペットボトルや空き缶などが散乱しているのでそれらをトングで回収していくのだった。


 仕事をしながら海から長い首を伸ばしてくる竜の姿がある。

 仕事中ながらもパンヤとワドウはアイスクリームを海の家で買ってきては長い首の竜に差し出した。


 ワドウは「ひと舐めするかもしれないんだにゃ」と言い、パンヤも「そうかもしれないんだにゃ」と言う。

 長い首の竜はワドウの体全体をひと舐めした。


 ワドウはアイスリームを持ちながらパンヤに向き直る。


「ひと舐めされてしまったんだにゃ」


「確かにひと舐めだったんだにゃあ」


 竜にひと舐めされてしまったワドウはパンヤと共にアイスクリームを食べ、ゴミ拾いを再開するのであった。


      〇


 時間はお昼時になり、昼食を海の家で食べることにした。メニューにはカレーライスやらラーメンやら焼きそばやら塩焼きそばがある。


 パンヤとワドウは塩焼きそばを注文した。

 10分くらいすると塩焼きそばが席まで運ばれてくる。


 運んできた海の家のスタッフにお礼を言うパンヤとワドウ。


「ありがとうなんだにゃ」


「ありがとうにゃ」


 海の家のスタッフは「はいよ」と言い厨房に戻っていく。

 前足の肉球を合わせて礼儀よく「いただきます」と言うパンヤとワドウ。

 塩焼きそばを食べながらパンヤは感想を言う。


「うみゃーうみゃー」


 ワドウも味わっており相槌を打ちながら「そうなんだにゃ」と言った。


      〇


 昼食を食べ終わると仕事に戻るパンヤとワドウ。今日はゴミがたくさん集まりゴミ袋が満杯である。新しいゴミ袋を用意すると再びトングでゴミ拾いをする二名。


 夕方になると辺りは綺麗になり、帰ることにした。

 ギルドへ戻ると今回のクエストの報酬をもらうパンヤとワドウ。パンヤはワドウにお礼を言った。


「今日はワドウと一緒にしごとができて楽しかったんだにゃ。またにゃ」


 するとワドウはパンヤの前足を握って感動を伝える。


「そんなこと言われたら感動してしまうんだにゃ。ありがとうにゃ。また一緒に仕事するにゃ」

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