007 ラプター討伐
想像山へと着いたパンヤはリュックの中から爆弾を手に取る。
「さあて、どのタイミングで使うかにゃー」
やはりご自慢のお手製爆弾を使うことになるらしい。だがラプターは動きが速く爆弾をしかける暇はあるのだろうか。
草原へ向かい草むらの中からラプターの群れの様子を伺う。
「にゃーみんな速そうなんだにゃ」
ラプターたちは草原を走り回っている。ちょうどよいタイミングで投げ込むしかない。
草むらから出て爆弾の導火線に火をつけるパンヤは走ってラプターたちを追いかける。
「にゃーの、運動、不足、かも、しれない、んだ、にゃー」
息切れしながら追いかけるパンヤ。導火線の様子を見てちょうどよいタイミングで投げつける。後ろから何かが投げ込まれラプターたちは気になって鼻の先を爆弾へ向けた。
爆弾は爆発しラプターたちがばらばらに吹き飛ぶ。
パンヤも爆発の影響で吹っ飛んでいった。
「にゃああああああああ」
〇
何頭倒せたかを調べることに。倒れているラプターの数は三。三頭しか倒せていない。あと二頭倒さないといけない。
「あと二頭倒さないといけないんだにゃー」
草原の辺りを見回すと走っているラプターの群れがある。だいたい四頭くらいの群れだ。
「にゃーあんなのに突っ込んでいったらボコボコにされてしまうんだにゃー」
どうしようかと思いながらリュックから爆弾を取り出すパンヤ。
そんな時思いついたのがあの格好である。リュックからラプターなりきりグッズを取り出すパンヤ。パンヤは草むらに入って衣装を変えることにした。立派な鎧テレレックスアーマーを脱ぎ、ラプターなりきりグッズに着替える。
爆弾を持ってラプターっぽい動きをしながらのっそのっそ歩いて近づいていく。群れの中に入り込むと爆弾に火をつけて群れの中心に置き、のっそのっそ歩いて遠ざかっていく。
「任務完了なんだにゃ」
草むらの中に入った瞬間爆弾が爆発しラプターたちが散り散りになって吹っ飛んでいき、爆風で草花が揺れる。
二頭の動かなくなったラプター。他の二頭は起き上がって駆けていった。何がともあれこれでクエスト完了だ。




