061 とある休日
とある休日の日、ボケーッとしながら家の中で黒猫のパンヤはコーギーのショクパンの尻を撫でていた。
すると急にこんな休日の過ごし方でいいのかと思うようになり出かけることとした。ショクパンも一緒だ。
自然公園の中を歩くパンヤとショクパン。歩きながらにゃーと鳴いてみたりする。
すると公園の近くに弁当屋がありショクパンはそちらの方へと歩いていく。
弁当屋の排気口でにおいを嗅いで喜ぶショクパン。
「にゃー。お弁当は買わないんだにゃー」
それから本屋の方へと歩いていくパンヤだったが、入るのであれば一度家に戻ってショクパンを置いてきてからではないといけないと思い素通りするのであった。
家に戻るとショクパンの足を拭いてあげるパンヤ。
それから夕飯のカレーを作るのであった。
〇
カレーの具材を煮ている間、少々昼寝をすることにした。十分くらい経過すると起き上がり鍋にかけていた電気コンロを止めた。そしてカレールーを入れるとへらでぐるぐるかき混ぜる。
「にゃー美味しくなあれで美味しくなっているカレーなんだにゃー」
最近カレーにはまっているパンヤ。この間はお弁当の具材にカレー味の炒め物を入れていた。
「にゃー。カレーは美味しいんだにゃー」
カレーが出来上がると蓋をして電気炊飯器でご飯を炊いた。そして炊いている間に本屋へ向かうパンヤ。パンヤは本当に本屋が好きなのだ。
〇
本屋へ着いたパンヤは珍しく雑誌コーナーを見ていた。雑誌はトレンドを確認できる最も優れたアイテムである。
「にゃー」
雑誌をぺらぺら捲るパンヤ。そして読み終わると元の場所に戻す。
「にゃー、変なこと書いてないんだにゃー」
変なこととはどんなことなのか。ふざけた内容なのか。自分でもよく分かっていないのであった。
パンヤの好きな漫画『ああこんなところに』が連載されている週刊漫画雑誌アラーラを手に取りページを捲ると、パンヤは突如笑い始めた。




