058 お弁当作り
三毛猫のワドウは朝になると目を覚まして歯を磨いた。
そして昼食用の弁当を作るのだった。ご飯は炊いてあるのでそれをまず弁当箱に詰め込む。次に卵焼きを作ってソーセージをフライパンで転がし火を通すとお弁当箱に詰め込んだ。さらに昨日の食事の余りもののコロッケとプチトマトも一緒に詰め込む。
「よし、これで昼食の弁当は完成したんだにゃ」
次に作ったのは朝食のメニュー。味噌汁を作って、鮭を焼いた。
ご飯には漬物を添える。
テーブルに朝食を並べると手を合わせて「いただきます」と言った。
〇
朝食を食べ終わるとギルドへ向かい想像山でできる仕事を探した。掲示板には様々な依頼書が貼られている。
「にゃー」
クエストを探していると、パンヤがやってきて「やあ」と挨拶をしてくる。
「やあ」
挨拶を返すとパンヤは何のクエストを受けるのか聞いてくる。
「まだ決めてないけど。想像山のクエストを受けようと思っているんだにゃあ」
そう言いながらリュックからお弁当を取り出して見せるワドウ。
「ピクニックにゃ?」
パンヤがそんなことを言うため「違うにゃ」と首を横に振るう。
「昨日のタップの話にゃ。ミーロという幻のモンスターを探しに行くんだにゃ」
「なるほどにゃ」
「だから想像山での任務を探しているという訳なんだにゃ」
「にゃー。とっても分かりやすい説明なんだにゃー」
パンヤも自作のお弁当をリュックから取り出して見せつける。
「僕もご一緒してもよろしいかにゃ?」
ワドウは首を縦に振るう。
「いいにゃ。一緒に行くにゃ」
〇
リュックを背負って想像山を登っていく二匹。今日のクエストは薬草採取である。パンヤとワドウは一緒に薬草を採取して山の中を回っていく。
パンヤは「ミーロなんてほんとにいるのかにゃー」と呟いていた。
「にゃあ、いるかどうかはミーロのご機嫌次第なんだにゃ」




