055 ドンラプター発見
想像山を登っていると後ろから聞いたことがある声が聞こえてきた。パンヤが振り向くとそこには緑色の巨大鳥の防具を身に着けていているタップの姿があった。
「一匹で行くなよ。俺も一緒にいくように頼まれちまってよう」
パンヤは後ろからやってくるタップに訴えかける。
「僕一人でできるんだにゃ!」
「それは分かったけど、俺も一緒にいくように言われちまったからよう。俺も行くしかないだろう」
パンヤは「分かったんだにゃ」と言ってタップと一緒に想像山を登っていく。
〇
草むらからラプターの動きを観察するパンヤとタップ。
リュックから爆弾を取り出すとパンヤは「にゃー」と呟いて笑い始める。
「こんなもん持っていたら僕の勝利なんだにゃあ。にゃっはっはっはっは」
タップはパンヤの肩に手を置く。
「なあ、おい、そんなにはしゃぐと痛い目みるぞ。落ち着け」
パンヤは「それはその通りなんだにゃ」と言って爆弾をリュックの中にしまう。
そしてラプターの群れを観察するため草むらから顔を出す。
「ドンラプターがどこかにいるはずなんだにゃ」
「ああ、そうだな。どこかにいるはずだ」
そう言って飛び込んできたのは一体のラプター。
「くそっ、ばれちまった」
そう言って剣を抜くタップ。パンヤも片手剣を引き抜いてラプター目掛けて斬りかかった。
「にゃあ、僕のタップを襲っちゃダメなんだにゃあ!」
首を斬られ怯んで逃げ出すラプター。
「お前、僕のっていつからお前の俺になった俺は」
パンヤは片手剣を鞘にしまい「きっと気のせいなんだにゃー」と言う。
〇
草むらを移動しラプターの群れを観察していると一体の鶏冠が発達したラプターを発見した。
パンヤはタップの鎧を掴んで「いたんだにゃ、いたんだにゃ」と一生懸命アピールする。
「分かった。いるな。いるいる。これからどうやって狩るか考えないとな」




