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054 いざドンラプター討伐へ

 パンヤは最近無性に爆弾を使いたくてしょうがなかった。

 部屋でコーギーのショクパンを撫でながらも最近爆弾を使っていなかったことに不満を持っていた。


「そろそろ爆弾を使えるミッションに行くしかないんだにゃあ」


 そうと決まれば部屋の中で爆弾作り。一生懸命に爆弾を作るパンヤなのだった。

 爆弾を作りながら自作した歌を歌う。


 ――にゃんにゃにゃん、爆弾にゃん、にゃんにゃにゃん、爆弾にゃん。


 パンヤは思い出していた。己の作った爆弾でモンスターたちを倒していった時のことを。あの頃の自分は輝いていた。のかもしれない。


      〇


 爆弾作りをした次の日のこと。パンヤはテレレックスアーマーを纏ってギルドへと向かった。戦う気まんまんだ。

 ギルドへ入ると依頼書が貼られた掲示板を拝見した。


「僕が爆弾を使って活躍できるクエストにするんだにゃ」


 掲示板に貼られている内容の中には小型の恐竜のようなモンスターのラプターの討伐などがあった。だがパンヤはもっと大型のモンスターを狩りたい。そう思っているとドンラプターの討伐の依頼書を発見した。

 ドンラプターとはラプターの群れのリーダーで一回り体が大きく鶏冠が発達したモンスターのことである。


「これにするんだにゃ!」


 パンヤは受付までその紙を持っていくと、受付のお姉さんはびっくりした表情でその依頼書を見た。


「パンヤさん。このクエストをお受けになるのですか?」


「そうだにゃ」


「他のクエストにする気はないのですか?」


「ないにゃ」


 受付のお姉さんは震える手で判を押すと気をつけて行ってくるように言うのであった。


「じゃ、行ってくるんだにゃ!」


      〇


 西部にある想像山へと向かうパンヤ。そこにはラプターの住処があり、ここに群れの主のドンラプターもいるはずだ。


「僕が一人で討伐して見せるんだにゃ!」

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