049 犬と猫のお昼寝
気になった漫画本を購入したパンヤは家に帰ったのであった。
家に着くとコーギーのショクパンの歓迎を受けながら手を洗いうがいをする。それから漫画本を読むとどんな内容なのかを探っていく。『きっと食べ残しても』という題の漫画なのだが、どうやらグルメ漫画らしいのだ。
読み進めていくパンヤは読みながら呟いた。
「けっこうはしゃいでる漫画なんだにゃあ」
〇
漫画を読んでしまったパンヤは彼に寄りそいだらーんと寝ていたショクパンを撫でまわした。
「暇になってしまったんだにゃー」
寝ているショクパンに寄り添うように自らも横になるパンヤ。
「僕も寝てしまおうかにゃー」
するとゆっくりと目を閉じるのだった。
〇
夕方目を覚ますとショクパンを連れて散歩に出かけることにした。
リードを繋いでショクパンと出かけるパンヤは鼻歌を歌いながら外に出た。
「にゃんにゃにゃにゃん、にゃんにゃにゃにゃん」
外に出ると元気よく歩き出すショクパン。半ば引っ張られる形で散歩をすることとなったパンヤであった。
散歩をしていると偶然にも再びワドウと会うことになるパンヤ。
パンヤが「やあ」と言うと「やあ」と返してくる。
ショクパンを見てワドウは「散歩かにゃ?」と言う。
「そうなんだにゃ。これも健康のためなんだにゃあ」
コーギーに視線を落としワドウは名前を聞く。
「わんちゃんはどんな名前なんだにゃ?」
「名前はショクパンっていうんだにゃ」
ワドウは唾を飲み込んだ。
「とっても美味しそうなんだにゃ」
コーギーのきつね色の体毛もあり、名前も効いていて美味しさを醸し出しているショクパンなのであった。
「その気持ち、分かるんだにゃ」
パンヤはワドウの発言を肯定しうんうんと頷くのであった。




