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042 実験結果

 実験の結果としては、成功の部類らしい。確かにパンヤが焼きそばを全部食べ終わる頃には傷が塞がっていた。回復薬としては使える部類らしい。


 さらに次は血液検査となる。

 パンヤが「どうしてそんなことをするにゃ?」と聞くと、次は解読薬の焼きそばを食べなくてはならないためと説明した。血液検査後に微量の毒を注射器で体内に注入し、解読薬の焼きそばを食べてもらうのが目的だった。


 食べたばかりなので次の実験は三時間後になる。


      〇


 三時間が経つとパンヤは食堂で注射器で毒を注入された。


「にゃーなんだか嫌な気分なんだにゃー」


 それはそうである。毒を注入されているのだから。

 さらに微量の毒が体を回っている状態で血液を抜かれる。毒が回っている状態の血液を確認するためだ。


 そして待ちに待った山盛りの塩焼きそばが出される。

 パンヤは嬉しそうに「いただきますにゃ」と言って焼きそばをずるずるすすり始める。


 半分食べるとまたそこで血液を抜かれるパンヤ。さらに全部食べ終わるとまたまた血液を抜かれるのであった。

 解毒ができているか確認のため待たされるパンヤは柑橘系のジュースを出されたのでそれを飲みながら待っていた。


      〇


 実験の結果が一時間後に出てパンヤは一応念のために解毒薬を飲まされることとなった。

 結果は解毒が焼きそばによってできていたらしい。実験は無事成功したようだ。


 パンヤはギルドへと戻り実験が終わったことを報告しに行く。報酬が支払われたパンヤは調子に乗って「こんなお仕事なら何度だって行きたいんだにゃあ」と言うのであった。

 受付のお姉さんは「そんなに良かったんですか?」と質問する。


「にゃあ。それはそれは美味しいお仕事だったんだにゃあ」


 仕事が終わり報酬ももらって帰路に着くパンヤ。夕食は焼きそばではないことは確かなのであった。


「今日の夕飯は何にしようかにゃー」

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