040 朝の支度
昨日はテレレックスの討伐をし宴会に出たパンヤは、疲れ切った体を起こしコーギーのショクパンを散歩へ連れていくのであった。
「にゃあはとっても眠いんだけど、お散歩だから行くんだにゃー」
散歩しながらあくびをするパンヤ。するとギルドの受付のお姉さんがスポーツウェアを着てジョギングをしているのを見かける。
「にゃー。朝から走っているんだにゃ」
お姉さんは「パンヤさんおはようございます」と挨拶をしてくる。
「おはようございますなんだにゃ」
軽く会釈をすると、お姉さんは視線が下に向く。パンヤが連れているコーギーのショクパンである。
「可愛いですね。撫でてもいいですか?」
「にゃ。大丈夫なんだにゃ」
ショクパンを撫でるお姉さん。これでショクパンにとってもお姉さんは挨拶をするべき間柄となった。
「今日もギルドに来ますよね?」
「にゃ、ばっちり行くんだにゃ」
お姉さんは「じゃあ、また会いましょう」と言ってジョギングを再開するのだった。
「行ってしまったんだにゃ」
ショクパンの方を見るとじーっとパンヤの方を見ていた。
「じゃ、お散歩再開しようかにゃ」
〇
散歩から帰ってきたパンヤはショクパンの足を拭いて朝ごはんの支度を始めた。
味噌汁を作ろうと鍋に水を入れた後出汁粉末を入れる。鍋に火をかけてその間に具材を包丁で切っていく。人参に大根に玉ねぎ。そして長ネギを刻んでいく。
さらに汁物を作っている間にフライパンに油をひき卵を焼く。作るのはそう目玉焼きだ。
さらにパンヤは卵を焼いている間に汁物に味噌を入れる。これで味噌汁の完成。
目玉焼きが焼きあがると皿に移し、さらにソーセージを焼いた。
ご飯をご飯茶碗に盛りつけ、お椀に味噌汁を入れる。目玉焼きにソーセージを添えて朝ごはんの出来上がりである。
パンヤは自分が食べる前にフードボールにドッグフードを入れて定位置に置く。この作業をしている間はショクパンがパンヤの周りでうろちょろしている。
ショクパンは食事を始めたので、自分も朝食をいただいた。
「いただきますにゃん」




