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038 またもや爆弾で討伐

 牧場に現れたテレレックス。巨大な恐竜のような見た目をしており全長8メートルにもなり、前腕が発達している。これを倒すのには一苦労である。

 弓矢使いのワドウと射撃主であるヨイカンが後ろに下がり、剣士のタップとキックと片手剣を使うパンヤが前に出る。

 パンヤはバハルートの片手剣を使っており、自信満々である。


「僕の武器は最強なんだにゃ」


 そう言いながらテレレックスに向かっていくパンヤ。

 タップは一匹で向かっていくパンヤに「待てごらっ!」と声をかけるも聞く耳を持たなかった。そこでワドウはパンヤに相手の敵意が極端に集中しすぎないよう、弓矢を撃って注意を逸らさせる。

 その隙にタップとキックもテレレックスに向かっていく。


 タップとキックが前線で戦っているうちにパンヤはリュックから爆弾を取り出し導火線に火をつけた。


「にゃー。やるなら今しかねえんだにゃー」


 パンヤは爆弾を2つ持ってテレレックスに突っ込んでいく。パンヤが爆弾を持っているのに気が付きタップとキックは後ろに全速力で下がっていった。

 テレレックスが咆哮を上げると口の中に爆弾を入れるパンヤ。そして全速力で仲間の元へ駆けて行った。


「みんな伏せるんだにゃー!!」


 テレレックスの口の中で爆弾が爆発し血の雨が降り注ぐ。


 ワドウは血の雨を浴びながら「倒したにゃんか?」と確認のため動かなくなったテレレックスの元へ駆けていく。

 そしてキックもテレレックスへと駆けていくと一緒に死亡確認を行った。口の中に手を当てずたずたになった頭を触る。


 ワドウは「死んでいるんだにゃ」と言った。

 キックもうんと頷いた。


 テレレックスの討伐は完了した。無事クエストクリアである。


      〇


 冒険者たちは牧場の主の家のシャワーを借りてテレレックスの血を流した。タップは頭をごしごし洗いながら「まったくパンヤのせいでな」と言う。

 シャワー待ちで洗面所にいるパンヤは「ごめんなさいなんだにゃ」と反省しているのだった。


「まっ、無事クエストも終了したし、いいんだけどな」


 同じくシャワーを待つワドウはタップに「いいのかいにゃあ」と突っ込んだ。

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