036 ホットケーキ作り
パンヤはおやつにホットケーキを焼いていた。
「にゃんにゃ、にゃんにゃ」
フライパンの上で片面が焼き上がったのでひっくり返しもう片面を焼く。するとうまくひっくり返ったのでパンヤは「にゃあ」と歓喜の声を上げたのだった。
「きっと美味しいホットケーキになるんだにゃあ」
嬉しそうにホットケーキを焼く彼の姿をじーっとコーギーのショクパンが眺めている。
焼き終えると皿に盛りつけてバターを塗って蜂蜜をかけた。
パンヤはにゃーと鳴いて蜂蜜をフォークを使って塗りたくった。
「にゃ! いただきますなんだにゃ」
ホットケーキナイフで切っていきフォークで突き刺して食べると、満足そうにむしゃむしゃ咀嚼した。
「これはこれは美味しいホットケーキなんだにゃ」
どうやらホットケーキ作りはうまくいったらしい。美味しそうにホットケーキを食べるパンヤなのであった。
〇
ホットケーキを食べ終わり食器類を洗い終わると、パンヤはショクパンを連れて散歩に出かけた。
「夕方の散歩なんだにゃ?」
ショクパンは嬉しそうにワンッ!と鳴く。
特に買い物する用事もなければ出かける用事もない。そんな時はペットとの時間を過ごすのに限る。
自然公園にまでやってくると草原の上でボールを投げ取ってくる遊びをする。
「とってくるんだにゃ!」
家の中でやるよりも遠くへ投げるパンヤ。ショクパンはそんなパンヤに応えるために一生懸命走っていく。ボールを取ってくると、頭を撫でまわしまたボールを投げる。
「またとってくるんだにゃ!」
そう言いながら何度もショクパンにボールを取ってこさせた。
辺りが暗くなってくると家に帰ることにした。まだ戻りたくないらしく一生懸命抵抗するショクパン。
「もう暗くなってしまうんだにゃあ」
そう言いながら半ば引きずっていくパンヤであったが、途中で頭を撫で始める方法に変える。
「いい子なんだにゃ。帰ろうにゃ」
するとショクパンは言うことを聞きパンヤと歩いて家に帰っていくのであった。




