↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
35/57

035 再びザリガニ捕り

 チャイルと遊ぶ前にチャイルは黒猫の前足を掴み「肉球触っていい?」と聞いてくる。


「問題ないにゃ」


 チャイルは「そうですかー」と呟いてパンヤの前足の肉球を触り始める。

 パンヤはただ黙ってチャイルが満足するのを待った。


「ありがとう。黒猫のパンヤさん」


「問題ないんだにゃ」


      〇


 昼の時間になりパンヤは昼食に海老の入った海鮮パスタをいただいた。パスタはとても美味しく大変満足な味付けであった。


「美味しいんだにゃあ」


 すると使用人は嬉しそうに食器洗いの仕事を続けるのだった。

 午後になり、前回同様再びザリガニ捕りに向かう。


 チャイルは「このままだと家中がザリガニだらけになっちゃう」と言い始めパンヤは満足そうに「人生は今だけなんだにゃ、遊ばないと損なんだにゃー」と陽気に言うのだった。

 田んぼの用水路の中に突っ込んでいくパンヤとチャイル。


 チャイルは網を用水路の端に突っ込む。するとばちばち動く何かが捕れた。

 網を確認するため陸に網をつけるとそこにはザリガニがしっかりと入っていたのだった。


「捕れたー!」


 嬉しそうなチャイルに拍手をするパンヤ。


「ついでにドジョウも捕れたんだにゃー」


 チャイルは「ドジョウって?」と聞く綺麗な水の入ったバケツに網で捕れた獲物を入れた。すると長く小さなウナギのような生き物が泳いでいる。


「これがドジョウにゃ」


「これが!? ウナギみたい」


 パンヤは「小さいウナギみたいなものなんだにゃ」と短い説明をした。


 夕方になると家に戻り捕まえた獲物を父親のハンプソンに見せるチャイル。


「パパ! 捕れたよ! たくさん捕れた!」


「おお! チャイルはいつか立派なハンターになるかもしれないな!」


 パンヤはクエストが完了したことを伝えにギルドへ戻らなくてはならない。ハンプソンとチャイルと使用人の総出でパンヤの帰りをお見送りする。


「またね! パンヤさん! また来てね!」


「にゃ、きっとまたくるんだにゃー!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。