023 爆弾自慢
クエストの依頼書が受理されると西部にある想像山へと向かうパンヤとワドウ。
向かう道すがらパンヤはワドウの身に着けている防具を褒める。
「ワドウの身に着けている防具。いかにも防具っていう感じでかっこいいんだにゃー」
「ありがとうにゃ。大事なお金をはたいて買ったんだにゃ。だからいっぱい稼がないとダメなんだにゃー」
パンヤは「一緒に頑張るにゃ」と声をかけると、ワドウは嬉しそうに笑った。
「ありがとうにゃ。今日は頑張るにゃ」
そして歩きながらパンヤはリュックの中から一個の爆弾を見せる。
「これは僕が作った爆弾なんだにゃ。これがあればラプターどもなんて一網打尽なんだにゃ」
ワドウは手作り爆弾におみそれする。
「爆弾を作ってしまうなんて、パンヤは天才なんだにゃ」
「にゃー僕はマッドサイエンティストにゃ」
二匹はケラケラ笑い合いながら想像山を登っていくのであった。
〇
二人は草原地帯に着くとラプターの群れを見つけ作戦を立てる。爆弾を持ったパンヤが案を出す。
「僕が囮になるから、遠くから弓矢で狙撃してほしいんだにゃ」
ワドウの攻撃手段が弓矢なためパンヤが前に出るしかない。
「にゃ、分かったにゃ。そっちもあんまり無理しないようににゃ」
うんと頷くパンヤ。
「では、作戦開始なんだにゃ」
片手剣と盾を持って突進していくパンヤ。
「にゃああ! 僕が相手するんだにゃああ!」
必死に前に出るパンヤに首をかしげるラプターの群れ。一体のラプターがパンヤに嚙みつこうとするもパンヤは盾でガードをする。
そしてその隙にワドウが弓矢で狙撃するとラプターの頭に命中し倒れてしまった。
パンヤは警戒しながら喜ぶ。
「やったんだにゃ! 当たっているんだにゃ!」
ワドウは「まだまだにゃ」と言い次の矢を装填し弓を引く、弓から手を離すと矢が飛んでいき二体目のラプターの頭に命中し倒れたのだった。
パンヤは自分も活躍したく爆弾の導火線に火をつけてラプターの群れの中に突っ込んでいく。
「にゃあああ! これでもくらうにゃあああ!」




