013 朝の習慣
朝になるとやかんでお湯を沸かすパンヤ。朝一番の珈琲を飲むためだ。
その前に歯磨きをして寝起きの口の中を綺麗にする。
コーギーのショクパンも目覚めているようで元気いっぱいである。
お湯を沸かし終えると珈琲を入れた。ブラックの珈琲を飲むと散歩に行きたがっているショクパンの頭を撫でる。
「ちょっと待ってにゃ。これ飲んだらいくにゃ」
珈琲を飲みながらパンヤはご飯を炊く準備をする。お米を研いで炊飯器に研いだ米を水とともに入れ炊飯スイッチを入れた。
パンヤはリードを持ってきてそのリードをショクパンの首輪に繋げる。
「よし! 行くかにゃ」
朝日が眩しく肌寒い中、パンヤはショクパンを連れて散歩を嗜む。もちろんショクパンがうんちをしたらしっかり持ち帰る。ショクパンはパンヤよりも前を歩きながら、たまに後ろを向いてパンヤの様子を見る。
パンヤはそんな様子を見ながら「かわいいにゃ」と呟いた。
散歩をしているとジョギングしているギルドの受付をしているお姉さんと遭遇する。
「おはようございますにゃ」
「おはようございます。犬と散歩していてかわいいにゃ」
パンヤは「かわいいのは承知の上なんだにゃ」と返した。
〇
家に戻ってくるとショクパンの足を拭く。そしたら朝食の準備だ。ご飯は炊けているようで、後は目玉焼きの準備だ。フライパンをコンロにセットし油を敷いて、火をつける。卵を割ってフライパンの中に中身を入れ熱する。白身に火が通って白くなったら水を少量入れて蓋を閉じる。あと、5分くらい待つ。
その間にショクパンのフードボールにドッグフードを入れていつもの定位置に置く。
嬉しそうなショクパン。
「待てにゃ」
じーっと餌の前で待つショクパン。
「よしにゃ!」
待ってましたとばかりに餌にがっつくショクパン。5分経ち目玉焼きも完成したようだ。
パンヤはご飯をご飯茶碗に盛りつけ、目玉焼きを皿に盛り、昨日作った味噌汁を汁椀に入れる。
「いただきますにゃ」
朝ご飯を食べ始めるパンヤ。そしてちょうどご飯を食べ終わるショクパンであった。




