012 夕食の唐揚げ
キャベツを切るのを忘れていたのだ。唐揚げにキャベツの千切りを添えたかったのだ。
パンヤはまな板を出して千切ったキャベツを置き包丁でザクザク切っていく。
「にゃーお野菜を忘れてはいけないんだにゃー」
キャベツの千切りが完成すると唐揚げの横に添えた。
「これで僕の夕飯は完成したんだにゃ」
〇
コーギーのショクパンにもドッグフードを用意しなくてはならない。フードボウルにドッグフードを注ぎ入れそれをいつもの定位置に置く。するとショクパンが嬉しそうにして尻尾を振りながらやってきた。
パンヤはショクパン指示を出す。
「待てにゃ!」
ショクパンは餌の前で座ったまま動かなくなる。
「よしにゃ!」
よしの合図でショクパンはドッグフードを食らい始めた。
「とってもいい子なんだにゃ」
やっと自分の食事となる。ご飯茶碗に盛りつけられた白飯に豆腐の味噌汁、千切りキャベツが添えられた唐揚げ。美味しそうな定食である。
パンヤは手を合わせる
「いただきますにゃ」
食事を始めるパンヤ。まずは味噌汁から飲み始める。あったかい汁物が体を温める。さらに今度はメインディッシュの唐揚げを食べる。
「んー。うまいんだにゃ」
唐揚げを食べたパンヤは満足。白飯を食らい味噌汁をすする。
〇
食事が済むと食器洗いをはじめ、ショクパンも自分のフードボールを持ってくる。
「いい子なんだにゃ」
ショクパンの頭を撫でるとフードボールを受け取る。
「ちゃんと洗うからにゃ」
鼻歌を歌うパンヤ。次の仕事はどんな仕事になるのか。その日その日で掲示版に張られているクエスト内容が違うため次の日にどんな仕事が待っているのかは分からない。そんな洗い物中のパンヤの頭の中の思考であった。




