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011 カラスとの出会い

 黒猫のパンヤは買い物帰り。帰り道でとあるカラスと対面する。


「にゃ?」


 どうやらカラスは道を通る馬車や荷車にクルミを割ってもらおうとしているようだった。

 パンヤは買い物バックから三種のナッツを取り出して封を解いた。


「お腹すいているにゃ? じゃあこれを食べるといいにゃ」


 カラスは警戒することもなく近づいてくる。パンヤはナッツを地面に並べた。


「たーんとお食べにゃ」


 カラスはナッツを食べると急に飛び上がりパンヤの頭に乗っかった。


「にゃ? どうしたにゃ?」


 カラスは「ハア」と鳴く。


「頭に乗るのはどうかと思うにゃ?」


 それでもカラスは「ハア」と鳴く。


      〇


 家へと帰ってきたパンヤはお出迎えしてくれたコーギーのショクパンのお腹を撫でた。


「よーしよしよし、よーしよし」


 もう夕方なので夕食の準備をしなくてはならない。

 今日は買ってきた唐揚げをおかずに白飯を食らう予定だ。


「まずは米を炊かないといけないんだにゃ」


 米を三回研いで炊飯器へ入れる。


「スイッチポチッ! なんだにゃ」


 炊飯器の炊飯が始まると今度は味噌汁づくりを始めるパンヤ。

 鍋に水を入れて、コンロで温めて粉末出汁を入れる。その後カットワカメを入れて小さく切った豆腐を入れるとスライスした玉ねぎも入れた。

 それから十分ほど煮る。


 十分が経つと一度火を止めて、味噌を入れる。


「にゃあ、これで完成なんだにゃ」


 これで味噌汁が完成。後はご飯が炊けるのを待つだけだ。


      〇


 ご飯が炊けるとご飯茶碗にご飯を盛りつけた。味噌汁は汁椀に入れる。唐揚げはプラスチックの容器から取り出し皿に盛りつけた。ここでパンヤはあることを忘れていたのを思い出した。

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