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厄災との戦い 終幕

そして二人は最後の力を振り絞り、コアの破壊を狙う。

雅一「おらあああああああ!!」

レイラ「ああああああああ!!」

すると、パリンッ!という音がなり、ついにコアの破壊に成功する。

ドボルタイラント「グハァッ!!」

ブロストキング「グオオオオオオ!!」

雅一は剣を抜き、ドボルタイラントから距離を取る。

一方レイラはそのままドボルタイラントの体の中を通り抜け、外にでる。

その際、ブロストキングの体内から大量の体液が出てくる。

レイラ「や・・・やった・・・。コアを・・・破壊・・・したっ!」

しかしレイラ自身の体中からブロストキングの体液によってひどい悪臭が立ち込める。

レイラ「うっ。ゴホッゴホッ!ひ・・・ひどい匂いっ・・・。意識飛びそうっ・・・。」

すると次の瞬間ブロストキングの巨体がついに地面に横たわり、ピクリと動かなくなる。

レイラ「ハァッ・・・ハァッ・・・。た・・・倒したっ・・・。」


~雅一サイド~

ドボルタイラント「くそっ・・・くそっ・・・くそぉぉぉ・・・。!」

ドボルタイラントは体を動かすことが出来ずに少しずつ体が崩壊していく。

ドボルタイラント「体を・・・再生・・・できないっ!崩れていく・・・。」

雅一「ハァ・・・ハァ・・・や・・・やった・・・。これで・・・みんな・・・た・・・す・・・。」

雅一も力尽きついに地面に倒れてしまう。地面に倒れた瞬間雅一は元の姿に戻る。

ドボルタイラント「畜生っ・・・せっかく・・・ブラッド様から・・・力を・・・いただいた

というのにっ・・・。こんな・・・こんな・・・や・・・つ・・・に・・・・。」

ドボルタイラントもついに体がすべて崩れ落ち、絶命する。


~司令部~

一方司令部では大きい動きがあった。

観測手「司令官!ほかのゾンビ兵が撤退していきます!」

ライド司令官「これは・・・まさかっ!ブロストキングを倒したというのか!」

観測手「直ちに確認します!」

観測手がブロストキングのところを見ると、ブロストキングが倒されている場面を確認する。

観測手「し、司令官!ブロストキングが・・・倒されました!!」

ライド司令官「なんだと!?」

ライド司令官「一体、誰が倒したんだ!」

観測手「異邦人の冒険者とエルフの少女がやりました!ブロストキングに厄災に勝ったんです!」

ライド司令官はマイクを持ち、全地域に聞こえるように発言する。

ライド司令官「全国民、全兵士、全冒険者に継ぐ!厄災ブロストキングは倒された!

この戦いは我々の勝利だ!」

ライド司令官が勝利宣言をすると各地で大歓声が湧き上がる。

兵士「やったあああああ!!」

冒険者「ついに終わったぞおおおお!!」

住民「やったぁあああ!!」

住民「もう安心して家に帰れる!!」

ライド司令官はマイクの音を切り、次の司令を下す。

ライド司令官「残り、動ける兵士は負傷した者を急いで治療するように!異邦人達の回収も急げ!」

兵士達「了解!」

兵士達はのこりの衛生兵や動ける冒険者を連れて負傷者を運び始める。

衛生兵「これは酷い有様だな・・・。流石は厄災・・・。」

衛生兵「戦いの中で感染者もかなり出たみたいだし、戦いの悲惨さがわかるな。」

衛生兵「しかし、ブロストキングと戦った例のチームは大丈夫かな。あそこは毒素が強くて

俺達じゃ近づけないぞ。」

衛生兵「あぁ、それならさっき連絡があってビクト氏とS級一人がこっちに来てるって話だと。」

衛生兵「ビクト氏は今回の件を出先で知って急遽戻って来る羽目になったとか。」

衛生兵「じゃ、早く負傷者を運び出すか。」


~一方最前線渓谷の上~

渓谷の上からは二人の人物が今回の惨状を目の当たりにしていた。

ビクト「こ・・・これは・・・。」

???「厄災が起きるのはまだ数年先じゃなかったのか?」

ビクト「い、いやぁ・・・まさかこんなに早く来るとは思わなくて・・・。」

???「しかし、ここの渓谷の下はかなり毒素が溜まってるね。ブロストキングの遺体に、

タイラントの遺体か・・・。」

ビクト「とりあえずまずは毒素を消すとしよう。」

ビクト「はぁぁぁ・・・!」

ビクトは魔法を発動し、渓谷の谷に溜まった毒素を浄化し始める。

???「だいぶ見えるようになってきたな。」

???「ん?あれは?」

もう一人の人物が目撃したのは渓谷の下で倒れている人達だった。

???「おい、ブロストキングの近くに誰か倒れているぞ。」

ビクト「なんじゃと!?」

その中でも一人少女が倒れている男性を揺すっている姿を確認する。

ビクト「まさか・・・これはまずい!行くぞアラン!」

アラン「あぁ、わかってる!」

二人は一気に渓谷を降りて現地に向かい、現地に到着する。


ラフェスタ「雅一!返事をして!雅一!」

アラン「おーい!どうかしたのか!?」

ラフェスタ「あ・・・た・・・助けてっ!」

ラフェスタは到着したアランに涙を流しながら助けを必死に訴える。

アラン「こ・・・これはっ!」

ビクト「ひー、ま、待っておくれ・・・。年寄りにダッシュはきついんじゃ!」

アラン「ビクト氏!早く来てくれ!大変な事になってるぞ!」

ビクト氏も到着し、その現状に驚きを隠せない。

ビクト「な、なんということじゃっ!」

ラフェスタ「ま・・・雅一がっ!息をしてないのっ!」

アラン「雅一ってこの男性の事か?」

ビクト「お、お前もひどい怪我じゃないか!早く治療を・・・。」

ラフェスタ「私よりも早くっ、雅一を・・・みんなを助けて・・・!!お願いっ!」

ビクト「わ、わかった!とりあえず、ここで何があったか話してくれるか?」

ラフェスタはここで起きた出来事を話し始める。戦いの途中で自身も一時的に気を失っており、

途中の記憶が無いのだが、目覚めたときには戦いが終わっており、あたりを見回すと

雅一が倒れている所を発見する。

ビクト「なるほど・・・そんな事が・・・。」

ラフェスタ「お願いっ!彼を・・・助けて!!」

ビクト「わかった。出来ることはする。アラン、他に負傷者が居ないか確認してくれるか?」

アラン「了解だ。」

アランはとっさに周辺を確認し、レッド、レイラ、ペイセル、雷閑の4人を発見し、

ビクト氏の所へ連れて来る。

アラン「ほら、これで全員か?」

ラフェスタ「み・・・みんなっ!」

ビクト「全員ひどい重症じゃのう。鬼人族の男は自然治癒力で少しは傷が癒えているみたいだが。」

ラフェスタ「あ、あの、みんなは、雅一は・・・た・・・助かりますか!?」

ビクト氏は雅一以外の4人は救える可能性が高い事を伝える。

ビクト「この4人は救える可能性が高い・・・だが・・・その男は・・・。」

ラフェスタ「そ・・・そんなっ・・・。」

アラン「体の一部がゾンビ化しているな。これを浄化するのにも相当大変だ。なにより、

彼からは大量の血が出ている。この傷の深さでこの出血量、まず助からないだろう。」

ラフェスタ「な・・・なんとか出来ませんか!私の・・・私の大切な・・・仲間なんです!」

ビクト「とりあえず、止血と浄化をまずはしよう。」

ビクト氏は地面に大きい魔法陣を描き始め、5人がしっかり入るように描く。

ビクト「よし、ではゆくぞ!ウルトラ・プランヒール!」

ビクト氏は5人全員にめがけて強力な治癒魔法を掛け始める。

すると全員の傷が徐々に癒え始め、傷がだんだんと目立たなくなっていく。

アラン「お、ゾンビ化の毒も消えているぞ。」

雅一のゾンビ化も浄化することが出来た。

ビクト「ワシが出来ることはここまでじゃ。後は本人達が気がつくまで待つしかない。」

ラフェスタ「雅一は?どうなんですか?」

アラン「傷は塞がったがあの出血量だ。おそらく血が足りない。このままだと傷は癒えても

出血量の多さで死ぬ。」

アラン「早く治療できる場所まで運ぶぞ。娘、手伝え!」

ラフェスタ「あ、は、はいっ!」

3人は起きない5人を連れて街の方へ急いで向かっていった。

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