決着?ブロストキング戦
再び両者は1対1の戦いになり、雅一はドボルタイラントを、レイラはブロストキングを
相手にすることとなった。
~雅一VSドボルタイラント~
ドボルタイラント「黒拷術、斬龍双剣!」
ドボルタイラントが雅一に対し更に攻撃を仕掛ける。その攻撃は縦横無尽に駆け回り、雅一に迫る。
雅一はまっすぐドボルタイラントにめがけて走っていく。
ドボルタイラント「馬鹿め、わざわざ狙われやすいように動きやがって。」
ドボルタイラントはすかさずまっすぐに走ってくる雅一に照準を合わせて攻撃をする。
雅一「3秒後、右前方からの攻撃・・・次5秒後に左前方!」
雅一は軌道を先読みし始め、剣の持ち方を変え、ドボルタイラントの攻撃を繰り返し弾き始める。
ドボルタイラント「んなっ!?」
雅一「ドボルタイラント!貴様の攻撃はもう効かねぇ!すべて見切っているからな!」
ドボルタイラント「(見切っただと!?この俺の攻撃を!?そんな事あんな死にぞこないに
出来るはずがっ!)」
ドボルタイラント「調子に、乗るなぁああああ!!」
ドボルタイラントは更に攻撃速度と密度を上げて雅一に容赦なく攻撃を仕掛ける。
しかし雅一はその猛攻を見事に弾き、ドボルタイラントに接近する。
ドボルタイラント「(なんだ!こいつの動きは!?少し見た目が変わっただけかと思ったが、
今までにない動きをさっきからしやがる!)」
雅一はドボルタイラントに対し、一撃を入れる。
雅一「ジェット・バインド!」
ドボルタイラント「ぐっ!」
すると雅一の剣先がドボルタイラントの体に入った瞬間、ドボルタイラントが苦しみ始める。
ドボルタイラント「グアアア!!」
ドボルタイラントは突然必死になり雅一の剣を体から抜き、距離を置く。
ドボルタイラント「ぐ・・・お、己ッ!」
雅一「ダメージが入った!」
その次の瞬間ブロストキングも大きい声で叫ぶ。
ブロストキング「ギャアアア!!」
雅一「なんだ!?」
雅一はブロストキングの方を見ると、どうやらドボルタイラントと同じ用に苦しんでいるように
見える。
雅一「こ、これは・・・。」
レイラ「雅一!一体何をやったの?ブロストキングが突然苦しみだしたんだけど!?」
雅一「これは一体・・・。」
雅一は両者の体をよく見てみる。すると体内でひときわ青く光る何かを見つける。
雅一「(何だ?あの光は・・・。)」
雅一はよりよく見てみると、少し半透明の綺麗な丸いものであることを確認する。
その丸いものには少しだけ傷が着いており、ブロストキングも同じ位置にあり、傷がついている。」
雅一「そうか・・・、なるほど!」
雅一「レイラ!さっきブロストキングの攻撃をした時何か違和感はなかったか!?」
レイラ「そ、そう言われれば、さっき硬いものに当たった気がするけど、それがどうか下の?」
雅一「こいつらの倒し方がわかった!こいつらは体の何処かにコアを隠している!
普段は相手の攻撃を避けるために意図的に場所を変えているようだが、そこが急所なようだ!」
ドボルタイラント「畜生・・・ついにバレたか・・・。」
ドボルタイラント「だが、まだたったの一撃。現状お前達が振りなのは変わりない・・・。」
レイラ「確かに・・・弱点はわかっても、私も雅一もすでに限界を超えている・・・。」
すると雅一は力強くレイラに言う。
雅一「レイラ!」
レイラ「!!」
雅一「この勝負勝ちに行くぞ!」
雅一は再び一気にドボルタイラントにめがけて突っ込んでいく。
ドボルタイラント「勝つだと!?弱点を知ったぐらいで粋がるなぁアアア!!」
再びドボルタイラントは雅一に攻撃を仕掛け、両者共に凄まじい攻撃の応酬が炸裂する。
ドボルタイラント「この野郎ーー!!」
雅一「おらああああ!」
お互いに両者一歩も惹かない攻防が繰り広げられ、お互いに高速で移動しながら戦い続ける。
レイラ「すごい、あの互角に戦えてる!でも・・・先に雅一の方に限界が来る!」
ブロストキングの攻撃を避けながらレイラは距離を詰める。
レイラ「私が、今ここで、コアを!」
レイラは刀を構える。すると隙間から少しだけ光が見える。
レイラ「見えた!青い光!」
レイラ「一刀流、竜星連斬りゅうせいれんざん)!!」
レイラは何度も何度もブロストキングの体を攻撃し続ける。
ブロストキング「グオオオオオオ!!」
レイラ「(コアの位置を絞るんだ!)」
レイラは雅一の攻撃から避けるコアに逃げ道をなくすために更に切り続ける。
ブロストキングの強烈な反撃を何度も回避しながらコアの位置を狭めていく。
雅一「(コアの位置が、狭まった・・・。レイラの攻撃か!)」
ドボルタイラント「こんのくそがああああ!!」
雅一「ぬおおおおおお!」
ドボルタイラント「ぬおおおおお!!」
雅一とドボルタイラントの攻防が続き、ついに動きが起きる。雅一は一瞬の隙に神速で
ドボルタイラントに一気に接近し、剣をコアにめがけて突き刺す。
ドボルタイラント「ぐはっ!」
するとコアの剣先がコアに刺さり、コアの移動をついに止める。
雅一「終わりだ!」
雅一が更に力を入れようとしたがドボルタイラントも雅一の動きを止め、これ以上コアが
破壊されないように防御し始める。
ドボルタイラント「ざ、残念だったな!貴様の負けだ!」
雅一「まだだ!レイラ!心臓の位置だ!心臓の位置を狙え!!」
雅一は大声でレイラに狙う位置を伝える。
~レイラサイド~
レイラ「心臓・・・。」
レイラ「わかった!」
レイラ「一刀流奥義!」
レイラ「雷霆・・・。」
ドボルタイラントはすかさず攻撃をするが、レイラのスピードについていけずに攻撃を避けられる。
レイラはある程度近づくと、大きく飛び上がり狙いを定める。
レイラ「(体格が大きいから外側からだと刃が届かない・・・だったら!)」
レイラ「直接!中から切り込むまで!」
レイラ「流星!極欄双!」
レイラは勢いよくブロストキングの体にめがけて飛んでいく。しかし、ブロストキングは
明らかにコアの位置を守るように肉壁を用意し始める。
レイラ「はあああああああ!!」
レイラはそのまま肉塊の中へと突入する。
ブロストキング「ぎゃあああああ!!」
ブロストキングはレイラの攻撃を弾こうと肉塊を集めては再生させを繰り返し、レイラの攻撃を
阻止しようとする。
レイラ「くっ!こんの!」
~雅一サイド~
ドボルタイラント「お前が俺様のコアを破壊する前にお前の息の根を止めてやるよ!」
雅一「(この程度じゃだめだ!全身の力を剣に集中させて!魔力も両腕に流し込む!)」
雅一「(人間の限界を超えた力で押し込む!!)」
雅一の力が少しずつ伝わり始め、少しずつ奥に刺さっていき、コアの傷が少しずつ広がっていく
ドボルタイラント「(畜生・・・こいつ!まだこんな力をっ!まずい・・・破壊されるっ!)」
ドボルタイラントは片手から両手に変えて更に防ぐ。
ドボルタイラント「(いや、こいつらはまだ気づいてないっ!俺様のコアが破壊されても、
ブロストキングのコアさえ無事なら!)」
~レイラサイド~
レイラ「(息が・・・出来ないっ!苦しい)」
ブロストキングは更に防御層を固め、コアを守ろうとする。
レイラ「(諦めて・・・たまるかっ!雅一が作り出したこの機会!絶対に逃さないっ!)」
レイラ「ぬああああああ!!」
レイラはさらに力を込めて斬りかかる。肉塊を少しずつ切り進めていき、コアに近づいていく。




