第六話 ジン登場!
真剣に刀を研いでいる男
そして研ぎ終わり刀身を見ている男
「いい出来栄えだ…いい刀になったぞ…」
するとドアを開けるスバル
「ごめんくださーい!」
それに驚き持っていた研いだ刀を離してしまう
「あっとあっととっとあっ!」
刀を落として折れてしまう
「あーーー!丹精込めた刀がー!どうしてくれんだ俺の子をよ!」
「子?ただの刀だろ?」
スバルが不思議そうに言うと
「俺の手によって生み出された刀は全部俺の子供だ!
それをっ… 許さん…許さんぞー!」
刀を振り回す男
「ごっこめんっておっさん!」
「ごめんで済んだら警察なんていらん!」
男の刀を避けていると
「ゴキッ!」
何か音がする
「なあっ!あっああああ!」
「どっどうしたんだおっさん!」
「ギッ…ギックリ腰…」
「えっ?ガッカリ腰?」
「違うわボケ!」
すると家に入ってくるカイト
「どうかしたのか!」
「なんかこのおっさん暴れた後倒れた」
「ギックリ腰…助けて…」
「今助ける!」
冷たい水を持ってきてタオルに染み込ませ男の腰に当たるカイト
横になり口を開く男
「ありがとう、心優しい少年よ…そしてクソガキ!お前は許さん!」
「いや気にすんな」
カイトが言うと
「そうだ気にすんな!」
同調するスバル
「お前には言ってねえ!」
「いいじゃねえかそんな刀くらいで」
それを聞いた男が真剣な顔になって言う
「刀くらいとはなんだ! 刀とは刀鍛冶にとっての心だ!魂そのものなんだ!」
「いやっそんな寝転びながらそんな真剣な話されても説得力ねえな」
「誰のせいだと思ってる!」
そして口を開くカイト
「で、本題なんだが話を聞いてくれないか」
「君の話ならなんでも聞いてやろう」
「俺らは旅してんだけど地図がなくてさ あんたが地図あるならもらいたいんだが」
「ああいいだろう 君の頼みなら聞こう」
「サンキュー!」
「言っておくがこの子にあげるのであってお前にあげるわけじゃない!それは肝に銘じておけ!」
すると何者かが陰から見ている
「どこにしまったっけなー…思い出せ思い出せー…
あっ!思い出した俺の寝てる頭の方にでかい箱があるだろ 確か刀がいっぱい入ってる箱だそこにしまったはずだ! でも東大陸の分しかないぞ?」
「いや十分だサンキュー」
カイトが返事すると スバルが口を開く
「あれっ?ねえぞなんも箱すらねえや」
「場所変えたんじゃないのか?」
「いやさっきまであったんだよ どういうことだ?」
「バレだぞ!」
「逃げろ!」
すると二人組が例の箱を持って走っていった
「なんだあいつら!」
「おいあいつらが持ってた箱が言ってた箱だ!」
「追いかけるぞ!」
男の家を出るももう二人組はいなくなっていた
「クソっ!逃げられた!」
「逃げ足はえーなあいつら」
すると泣きそうな顔になる男
「あっああ…俺の子供たちがー…」
「じゃあ俺らが取り返してきてやるよ!」
「ああ地図がねえと始まらないしな」
「青年…クソガキ…」
うるうるした目になる男
「じゃあ行ってくる!」
すると男が思い出したように叫ぶ
「待て!俺の息子も連れていけ刀鍛冶を継ぐ実力としてはダメだが剣士としてはいい線言ってると思うぞ」
「なんの話してんだ?親父」
振り向くと裏口から入ってくる青年
「ああ噂をすればだなこいつが俺の息子ジンだ」
「なんだこいつら客か?珍しいな客なんて滅多にこな いのに」
「やかましいわ! あと俺の恩人が地図欲しいって言ってんだがなそれを刀ごと取られた」
「こいつらが恩人か?」
スバルとカイトを指差す
「片方だけな」
「おいっ!」
ツッコむスバル
「まあいい俺一人で行ってくる お前らはここで待ってろ」
それを聞いたスバルが聞く
「自信満々だな お前そんな強いのか?」
「まあまあだな」
「じゃあ仲間になってくれよ!俺たち無法者やってんだよ!」
それを聞いたジンが驚く
「悪いがな俺は剣と一緒に生きてきた今更犯罪者になるつもりはねえ」
「えーそっか…まあいいや俺たちも一緒に行くぞ! なあカイト!」
「ああ早く地図が欲しいしな」
「勝手についてくるのはいいが足は引っ張んなよ?」
「ああ!もちろんだ!」
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