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兄妹と共に?

あれ?ブラコンの妹で頭のいい兄になるはずだったのに?

どうしてこうなった?




2016/2/11 追記

ふと見るとPVが1000を超えてユニークが200でした。

拙いものですが見ていただきありがとうございます

今更ですがブックマークしてくださってる方にも感謝を。







 パァンッ!


 バシャッ!


 パァンッ!


 バシャッ!


 パァンッ!


「い、いや、さすがにやりすぎじゃね?」


「え?そうですか?でもまだ起きませんし」


 いや、確かにはたいて水でもぶっかければ?とは言ったけどさ

 仮にも妹だよね?家族なんだよね?

 なのになんでそんなおもいっきりはたいてんの?

 せっかくケガしてなかったのに顔腫れてんじゃねぇか

 むしろ、兄からの攻撃の方がひどいんじゃねぇか?

 2発目のビンタで見間違いじゃなけりゃ口の中切ってるっぽいんだけど


「さすがに女の子?の顔をそう躊躇なく思いっきり叩くのはどうなんだ?」


「大丈夫ですよ!おれ体は頑丈なんで!!」


 それって完全にお前の事じゃねぇか!心配してんのは妹の事だよ!


「妹の体も頑丈なのか?」


「え?だって同じゴブリンで兄のおれが頑丈なんですよ?だったら妹も同じですよね?」


 え?なに、なんか、何言ってんのコイツ?みたいな感じで言われてんだけど

 あれ?おれがおかしいのか?

 同じゴブリンで、しかも兄妹、兄の体は頑丈だから妹の体も頑丈?

 う・・・・・・うん、そういうのもある・・・・・・のか?


「いや、それはねぇよ!!個人、いや個体差ってのがあるだろ!!」


「そうなんですか?」


 え、なに初耳です、みたいな顔してんだ?こいつ


「いや、なんつうか、妹は魔法が使えるんだろ?」


「えぇ、そうですけど?」


 それが何か関係あるんですか?と顔に書いてあるなこの兄

 魔物って知能がかなり低い感じなのか?こいつが特別低いとか?


「妹は魔法が使えるけど、お前は使えないよな?そういうのを個体差って言うんだよ、お前は魔法が使えないかわりに体が頑丈だけど妹はお前ほど頑丈じゃないけど魔法が使える」


「はぁ、そうなんですか?でも確かに言われてみれば妹は運動が苦手ですけど、僕は得意ですもんね」


 あとお前はきっとINTが低いはずだ、体力馬鹿か脳筋かのどっちかだな


「とりあえず、妹に回復魔法でもかけてやるか」


「え?回復魔法使えるんですか?」


「ん?あぁ、使えるけど?」


 使えるというかついさっき覚えただけで使った事ないけどな

 とりあえず本当に使えるか試しにやってみないとな

 回復魔法も他の魔法と使い方は同じでいいのか?

 そのうち蘇生とかも出来るのかねぇ

 っと、今は妹を回復させるか、魔法名はどうすっかなぁ、たしか別に口にしなくてもいいんだよね


 マザーが言うには頭の中で思えばいいって言ってたけど効果をイメージするだけでも魔法が使えるか一緒に試してみよう



 ゴブリンの妹を実験台変わりに使うためおれは妹に這いずり近づいて、その顔の付近に羽をかざし

 傷が再生していくイメージを浮かべながら回復魔法を使ってみた


 すると、おれの羽にある手というか爪というか、まぁ、そこから温かい光が発生し、ゴブリン妹の兄によって生まれた傷が治っていく、顔の腫れもひいていった


 どうやら別に魔法名がなくても使えるには使えるみたいだが、どうも魔力の消費が大きい、おれの回復のイメージが足らないのか、これが魔法名がないためなのか、どっちもだろうなぁ・・・・・・次の機会には魔法名で使ってみるか



「本当に回復魔法が使えるんだ・・・・・・、バット種って回復魔法使えたんですね」


「あぁ、いや、他のバット種は使えないと思うぞ?多分、いやきっとおれだけだ」


「そうなんですか?でも魔物には変異種が生まれる事がありますから、きっと変異種なんですね」


 なんだろう、遠回しにお前変人、いや魔物だから変魔?変物?って言われた気分だ

 つーか、おれは変異種じゃなくてマザー曰く希少種なんだが?

 なんだ?馬鹿にしてんのか?喧嘩売ってんのか?買うぞ?

 冒険者3人殺してレベルだって上がってんだからな?




 うん?レベル上がってたのかって?上がったさ、あぁ、上がったさ!!

 レベルが上がっただけだったさ!!新しいスキルでも覚えるのかなーって思ってたのに!!

 何もなかった!上がっただけだった!!ステータスわからないからどんだけ強くなったかもわかんない!!

 スキルも覚えない、ステータスもわからない、一体これでどうやって喜べばいいんだ!!

 うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!




 はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・




 うん、ごめんよ、でも仕方ないないじゃないか、レベルが上がっても何も変わった気がしないんだもん、いや、確かにね?ステータス上がったなぁ?って気はするんだけどさ、確認のしようがないとね


 ちなみにレベルは6から19に上がったんだ、あいつら結構経験値になったみたいだ

 おれのスキル⦅成長促進⦆の効果がどれくらいなのかはわからんが、いい経験値だったな



「あ、あのどうかしましたか?突然頭を抱えて、頭大丈夫ですか?」



 やっぱこいつ喧嘩売ってんだろ、決まりだ買ってやる

 おれの風魔法で切り刻んで魚がこの川にいるかはわからんが魚の餌にしてやる


 そして、いざ風魔法を発動させようとしたその時に間の悪い事にゴブリン妹が気が付いた


 

 チッ、あと少し遅ければこいつをバラバラにしたのに

 


「ん・・・・・・、あ、兄さん?」


「お、おぉ気が付いたか?どこか痛いところはないか?」


 心配するくらいなら最初からあんなに強くはたくなよ


「え、えぇ、痛いところはないのですが、あれ?気のせいでしょうか、何度か顔を叩かれた気がするのですが」


 そう言いながら体を起こし不思議そうに自分の顔を触る妹ゴブリン

 心配しなくても腫れはひいてるぜ?


「あぁ、お前が中々気が付かないからおれが何度か顔を叩いて水をぶっかてたんだ、それで、此処にいるこの蝙蝠さんが回復魔法をお前に使ってくれたんだ」


「蝙蝠が回復魔法を?兄さん一体何をいってるの?」


 まぁ、そりゃいきなりそんな事言われたら、こいつ何言ってんのって思うだろうな


「やっほー、おれがその蝙蝠さんだよー」


 そういって、妹ゴブリン、略して妹ゴブ(いもごぶ)の膝の上に移動して羽を振ってみる


「な!兄さん!こ、蝙蝠が!!」


 そんなに驚くことなのか?たかが蝙蝠が念話で話しかけただけじゃねぇか

 そりゃ、元の世界で蝙蝠が話しかけて来たら驚くけどさぁ

 ここは魔法のある世界でおれは魔物なんだからこれくらい普通だろ?


「あぁ、まぁ、驚くよな、どうもその蝙蝠さんは変異種みたいなんだ

 それと、僕たちを助けてくれたのもこの蝙蝠さんだよ?」


「変異種・・・・・・ですか?しかも蝙蝠さんが私たちを?」


「いや、おれ変異種じゃなくて希少種なんだが・・・・・・」


「いやいや、希少種と変異種って同じ事じゃないんですか?」


 え?うそ?まじで?

 つーかこの兄ゴブ、またおれを見て何言ってんだ?コイツって顔してるんだが

 まさかおれ馬鹿にされてる?やっぱ殺るか?殺っていい気がするんだけど


「あ、あの蝙蝠さん?バット種の希少種って、まさか・・・・・・」


「あ?あぁ、マザーが言うにはヴァンパイア・バットって・・・・・・」


 そう言うが早いかなぜか妹ゴブは、おれをそっと地面におろして兄の頭を掴み地面に2匹揃って頭を下げた


「この度は私たち兄妹を救って頂き誠に有り難う御座います!兄は見ての通り少し頭が弱いので失礼もあったかもしれませんが、お許しいただければ幸いです、代わりと言ってはなんですが、私たち兄妹、命を救って頂いた貴方様のために誠心誠意お仕えさせていただければと・・・・・・」


 は?いきなりなんでそうなるんだ?

 展開におれがついていけないんですけど?

 誰か説明プリーズ!助けてマイマザー!!


 そんな黙ったままのおれを恐る恐る見てくる妹ゴブ

 地面に頭をグリグリされている兄ゴブ

 どうしようか?とりあえずそんな従者みたいなのはいらないけど

 この世界の事は知りたいから少しでも知識があるやつの助力はほしい



 ってか、これマザーにそのうち教えてもらおうって思ってた事なんだけど

 結局聞かないまま旅に出されたんだよな、なにやってんだかマイマザーは



「あぁ、なんだ?別に助けたのはついでみたいなもんだから気にするな、それに、お仕えとか言われても困る、見ての通りおれはただの蝙蝠だからな、ただ、おれは今まで洞窟の中にしかいなかったから常識に疎いし、今は世界を旅して来いって、マザーに言われて旅立ったばかりなんだよ」



「は、はぁ、では私たちはどうすれば?」



「だから、おれの旅に着いて来てくれないか?従者とかではなくて、おれの旅の仲間って事で」



「よ、よろしいのですか?私たちは見ての通りただのゴブリンですが、それに仲間だなんて、足手まといにしかならないかと・・・・・・」



「んー、別にいいんじゃないか?足手まといでも、強くなる気はあるんだろ?」



「は、はい、それはもちろん、ご迷惑をお掛けしない程度には」



「ならいいさ、ただ守られるだけってならいらないけど、強くなる気があるなら問題ない、そもそもおれなんて生まれてまだ1ヵ月のレベル19の雑魚だぜ?」



「は?生まれて1か月・・・・・・それでレベル19・・・・・・ですか?」



 あ、なんだろ、これってかなりペースが遅いって事か?

 むしろおれが足手まといになるパターンですか?

 いや、でも不意打ちの一撃必殺なら割と自信あるんだよ?本当だよ?



「あ、あの、もしかしてすでに進化されたことがあるのですか?」



 やっぱ進化とかあるんだ、そのうち人型の吸血鬼にもなれんのかねぇ

 つーか、進化したか聞いてきたって事はやっぱり、おれのレベルは低すぎるのか?


 だとすると、今のおれは進化して、レベルが1に戻ってたけど今は19だよ?って思われてたり?

 

 ごめんよ、妹ゴブちゃん、その期待をおれは裏切ってしまうんだ・・・・・・



「いや・・・・・・、進化とかした事ない・・・・・・生まれたままです、ごめんなさい」



「いえいえいえいえ!!謝っていただく事など!!むしろ・・・・・・まだ一度も進化していないのに、あの冒険者達よりお強いなんて・・・・・・やっぱりヴァンパイア・バットは噂通り・・・・・・」



 あ?なんだ後半よく聞こえなかったけど、レベル低くてもいいの?

 こんな弱っちぃおれに着いて来てくれるの?



「あぁ、それで、どうなんだ?着いて来てくれる?」



「は!はい!もちろんです、私たちでよろしければ!」



「おぉ、助かるよ!いやぁ、おれ常識とかまったくわかんないからさぁ正直少し不安だったんだよねぇ、本当、おれ何もわからないけどよろしくね!」



「はい!よろしくお願いします!あ、それと先ほどまだ一度も進化しておらずレベルも19との事ですが」



「うん?そうだけど?それが?」



「はい、一般的に最初の進化はレベル20で可能と聞いておりますので、貴方様ですとあと1レベルですね!」



 え?レベル20で進化できるの?あと少しじゃん!!

 やべぇ、なんかいきなりやる気でてきた!!

 しかも早速妹ゴブが役に立った!!




 え?さっきから空気な兄ゴブはどうしたかって?








 兄ゴブならずっと妹に頭を地面に押し付けられてるけど?








この小説もどきヒロインがいないくてあほしか増えてない


兄ゴブ「あぁ、実の妹にないがしろにされてる(*´Д`)ハァハァ」


蝙蝠「うわぁ・・・・・・」

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