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チートスキルはすぐそこに

各サブタイを少し変更しました。


 おぉ・・・・・・あぶねぇ・・・・・・(笑)の男に不意打ちが気付かれたよ、一歩遅かったけど

 にしても運がよかった、3人ともどうやら耐性や身体強化なんかはしてなかったみたいだ

 防御されてたら迷わず逃げてたけどな


 うーん、この3人見た感じ弱そうだし本当に運がよかったのかもしれないな

 1人は文句を言ってた剣士風の恰好だな、片手剣に盾装備か、前衛の盾役なのかな?

 もう1人はなんだろ、ローブを着てるが腰に杖と剣を差してる、魔法剣士的なやつか?

 最後に(笑)の男は軽装に弓と短剣装備、狩人か盗賊あたりかな?不意打ちに気付いたのもスキルの力か?


 剣士に魔法剣士と狩人って脳筋PTだな、魔法剣士が回復魔法使えるのかな?

 それともやはりポーション系があるのかな?でもポーションって基本値が張るんじゃないの?


 まぁ、おれが心配しても意味はないか、もう死んでるし

 しかし、意外と人を殺してもなんとも思わないものなんだな、前世のおれなら腰を抜かしてる自信があるぜ

 心の奥底でなんかモヤっとするものはあるんだけどさほど気にならない、魔物に転生した影響なのだろうか

 こんな時本田君なら色々説明してくれるんだろうなぁ、いないけどさ


 さてさて、そんな事考えるのは後にして早速この3人の血を頂きますかな

 え?まずはゴブリンだろって?ゴブリンなら木の根元で気絶してるよ、いちいち起こすのも面倒だから後だ後

 人間からもスキルが貰えるのか試さないとな、いつか鑑定スキルを手に入れるためにも!!


 でもなぁ、吸いたくないってのもあるんだよなぁ

 だってさぁ、相手男だぜ?しかもむさくるしい汗臭そうな男!!気が滅入るぜ、どうせなら美女がいい

 きっとこいつらの血はどろりとした脂ぎったような血なんだろうなぁ・・・・・・


 はぁ、よし!!覚悟を決めて吸いますか!!

 鼻はつまめないけど、我慢するしかない、今後のためだ!!


 うっ・・・・・・こいつらやっぱ汗臭い・・・・・・鼻にツーンときた・・・・・・


 ⦅スキル 悪臭耐性Lv1 を獲得しました⦆


 有り難う!!まじで有り難う!!さっきより少し楽になった!!

 いまのうちにいくぜ!!まずは剣士風の男からだ!!



 かぷっ、ちゅ~



 ・・・・・・ん?まさか・・・・・・そんなばかな・・・・・・美味いだと!?

 こいつの体はかなり悪臭がするというのに血だけは芳醇な香り・・・・・・

 口の中に含めばスパイスの効いたジューシーなステーキのような味わい・・・・・・

 だというのにのどごしはすっきりさわやか・・・・・・ありえん、ありえんぞこれは



 う~~~ま~~~~い~~~ぞ~~~~!!



 つい叫びだしてしまうくらいには衝撃的な美味さだった

 いや、声はでないんだけどね?気分の問題だよ


 ⦅スキル 剣術Lv6 を獲得しました⦆

 ⦅スキル 怪力Lv5 を獲得しました⦆

 ⦅スキル 縮地Lv4 を獲得しました⦆

 ⦅スキル 気配感知Lv4は気配感知Lv7に統合されました⦆


 よしよし、人間のスキルも問題なく獲得できるみたいだな

 まぁ、おれには使えないスキルしか獲得できなかったけど

 縮地ぐらいか?使えそうなのは


 にしても、予想外に血が美味かったな、これなんとかして保管できないだろうか

 おれの影に死体事収納とかできないかな・・・・・・さすがに無理か?


 試してみたところ、すんなりとおれの影に収納する事ができてしまった

 どういうわけか収納してみたらおれの頭の中に影の中にあるものが何なのか浮かんできたので何を入れたかもわかるようだ

 しかし、おれ以外の影には収納できなかった、むしろ入れる事すら出来なかったから、自分の影だけにしか出来ないようだ


 で、収納した死体だけど首ないしそこから血がダダ漏れになるんじゃ?と思ったんだけど

 影の中に収納するとなんか血が止まってた、外に出すと血が出てきた、意味がわからん

 今回の事でわかったのは影操作スキルはチートスキルだという事か、実はまだ影操作スキルで出来る事があるのはわかっている

 きっと、それをしったら誰もがこういうだろう



 チートや影操作スキルさんはチートスキルやぁ!!と



 うん、まじでチートだと思う、簡単に説明すると影を操作するだけなんだけどね

 自分の影も含めて木や岩の影を操作して相手に絡ませて動きを奪う事もできるし

 絡ませた影で岩を締め付けて粉砕できたし、相手の影すら他の影さえ混ぜる事が出来れば操作できた

 これだけで使い方は結構思いつくと思う、試しにマザーを金縛り状態にしてみたら本気で怒られた、ちびるかと思ったぜ


 つーわけで、影操作スキルさんはチートスキルだと思っている異論は認める


 さて、影の中に飲み物を収納できるようになったしさくさくっと他の二人も頂くか

 

 結果として、他2人の血もかなり美味かった、前世でもこんな美味しいもの口に入れた事なかったぜ

 魔法剣士風と狩人風からは割といいスキルが手に入ったと思う、特に魔法剣士からは

 これが2人から獲得したスキルだ


 魔法剣士風

 魔法剣Lv5 火魔法Lv5 雷魔法Lv5 氷魔法Lv5 回復魔法Lv4


 狩人風

 鷹の目Lv7 気配感知Lv7 弓術Lv6 罠感知Lv6


 魔法剣士風の男は本当に魔法剣士だったみたいで、魔法剣と4種の魔法が獲得できた

 風と闇魔法しかもってなかったからうれしいな、特に回復魔法!!

 ケガしたり状態異常になった時回復できないと大変だもんな

 魔物が街行ってアイテム買えるわけないし、そもそも金持ってないし


 次に狩人風の(笑)の男

 鷹の目を獲得したら遠くまで任意で視えるようになった、気配感知と合わせればかなり使えそうだ

 気配感知も統合されて気配感知Lv8になった、弓術はいらん、使えないし

 罠感知は微妙としか、この世界にもダンジョンや迷宮みたいなものがあるのだろうか

 あるとしたら行ってみたいな、死なない程度に


 しかしこいつら見た感じ弱そうなのにスキルは育っている不思議

 だってねぇ?レベル6のおれに不意打ちとはいえやられるとか

 おれみたいにスキルだけ育ってるっていう感じなのかな?きっと冒険者なりたてなんだろうな

 嘗めてたとはいえゴブリンに逃げられて1時間も鬼ごっこするやつらだもんな、レベルはおれ以下だったと考えよう

 だとするとこの辺は冒険者なりたてのやつらがレベル上げにでもやってくる可能性が高いな


 洞窟のマザーは大丈夫かな、やられたりしないかな

 念のため威嚇の意味も込めてなんかやっとくか

 やるならやはりあれだろうな、吸血鬼と言えば串刺し公だろう、体はおれがもらうからいらない頭使うか

 そういえば冒険者はなんか証を持ってるんじゃなかったっけ、それも残しとくか


 そんな感じで3つの頭をそこらへんの枝で串刺しにして地面に設置し、その前には3人の冒険者証らしきプレートを置いておいた

 これでこの辺には怖くて冒険者なりたてのやつは近づかないだろう、ふふふ、これも親孝行になるのかな


 さて、おれも此処に長居するのは危ないな、さっさと移動するとしよう

 あ、ゴブリン達どうしようか、せっかく助けたんだし置いていくのもなぁ

 かといって運ぶのは無理だし・・・・・・そうだ!影に収納して持っていこう!!

 そうと決まれば早速行動だ!!



 そうして2匹のゴブリンを影に収納しておれは意気揚々と移動した

 長く洞窟にいたし、なにより中身は元人間、そろそろ水浴びして体を綺麗にしたかった

 音波感知で水の流れる音がわかったので、そっちの方角へ

 体感で20分程飛んだ所で小川を発見することが出来た

 とりあえず川のほとりに着地、ついでに2匹のゴブリンを解放

 どうやらまだ気絶しているようなので無視


 おれは泳げるのかわからないので、川の近くに石で囲われて水が入ってる部分があったのでそこに入る事にした


「あぁ~、冷たいけどその冷たさが気持ちいい~」


 しばらくおれは水に浸かって体を石にこすりつけたりして体の汚れを落としていた

 そんな時だ、近くで「っう・・・ん・・・・・・」なんて声が聞こえたのは

 声がした方を見るとどうやら2匹のうち1匹が気が付いたようだったので声をかけることにした、実際は念話だけどさ


「よぉ、気が付いたか?どっかケガしてるか?」


 いきなり頭の中に話しかけられたらびっくりするだろうな、きょろきょろと周りを探して声の主を探していた


「こっちだこっち、川の近くだ、そこに石で囲われた部分があるだろ?」


 そこまで教えてやっと気が付いたゴブリンと目が合った


「やぁ、君を助けた蝙蝠だよ、よろしくね?」


 できるだけ優しく話してみたのだがどういうわけかこのゴブリンまるで化け物を見るかのような目で見やがる

 さすがのおれでも傷つくぞ?心はガラスなんだぞ?


「おいおい、そこまで怯えるなよ、取って食うわけじゃないんだからさ」


 そう言うと少しは安心したのかおずおずとこちらに近づいてきた


「あ、あの、た、助けて、いた、いただいて、あり、ありが、ござます」


 どうやらゴブリンは言葉が話せるみたいだ、念話でなく口で返答してきた


「あぁ、うん、気にするな、試したい事もあったしついでだから」


「そ、それでも、命を救ってもらいましたので、お、おれに出来る事ならなんでもします、で、ですから妹、妹だけは見逃してください」


 2匹のゴブリンは兄妹だったのか、まだ眠ってるのが妹でこいつが兄なのか

 にしてもなんでもって、血を吸わせてくれって言ったら吸わしてくれるのかな、ゴブリンってどんなスキルもってんだろ


「ふむ、ところでお前はどんなスキルを所持しているんだ?」


「え、スキル・・・・・・ですか?おれは子供ですし、まだこん棒術しか持っていません」


 いらねぇ・・・・・・激しくいらねぇ・・・・・・血を吸うのはなしだな、これは妹も期待できないな

 あの冒険者が言ってたゴブリン如きってこういう意味もあるのかねぇ、そりゃ嘗められるは

 でも本田君はゴブリンも魔法とか使えるって言ってた気がするんだけどなぁ、実際は違うのか?


「魔法とか使えないの?」


「魔法ですか?中には使えるゴブリンもいますが、才能がないと使えませんし、あっ、でもおれの妹は才能があって火魔法が使えるんですよ!!」


 火魔法は手に入れてるし、熟練度も大したことなさそうだな、ってか妹の話になるといきなりテンション上がったなこいつ、シスコンか?


「そういや、妹は目を覚まさないけど大丈夫なのか?」


「あ、そっそうでした!!み、水を飲ませれば大丈夫ですかね?」


「いや、しらんがな、ケガとかはないのか?」


「は、はい、ケガなんかはしてないはずです、逃げてる時に少し切った程度はあるかもしれませんが」


「なら大丈夫だろ、顔でもはたいて水ぶっかけてやれば気が付くんじゃない?」


「はい!やってみます!!」


 そういうが早いか早速最愛?の妹の顔をひっぱたいては水をぶっかける鬼畜な兄がそこにいた



 それでいいのか?兄よ・・・・・・

影操作スキルさんはチートやでぇ!!


気付いたら感想を頂けていました、有り難うございます。

拙く稚拙な物ですが生暖かく見ていただければ幸いです

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