(改訂版)<作者による世界観解説①~契約術師について~>
みなさんこんにちは。
作者のたっけんです。
さて、今回は本編の方は少しだけお休み。
本編の世界観について、作者である私が少しだけ解説するコーナーにしたいと思います。
「作者による世界観解説」と題しまして、第一回の今回は、リキシアの職業でもある「契約術士」について少しだけ解説しましょう。
まず、この世界での「契約術士」は、『結構珍しいけれど、探せば見つかる』くらいの希少度の職業だと思っていただければ大丈夫です。
ちなみに、この世界で契約術師が珍しい理由の一つは、「適性」を持つ人がそもそも少ないから。
適性を持たない人はそもそも職業選択の選択肢にすら入ってこないんですね。
さて、次は皆さんに、『契約』について知って頂かなくてまいけません。
まずそもそも、『契約』とは結局何をしているのかについてです。
その本質は、契約術師と契約対象の『魂』を繋ぐ行為です。
それによって、口に出さずとも、お互いに意思疎通をすることが出来ます。
理論上は、「考えるまでもなくお互いの意図が理解できている」くらいの境地に至ることもできます。
ただ、どの程度まで深く繋がることが出来るかは、二者間の信頼の強さと、契約術師の『魂』の特性に依存します。
次に契約の方法についてです。『契約』の手段は主に二つ。
一つは、戦闘を通して服従させる方法。
もう一つは、対話やなどを通し、相手が自ら契約を受け入れた場合。
ただし一つ目の方法の場合、例え戦闘に勝利したとしても契約術がはじかれて失敗する可能性もあります。特に、強い意志や強大な『魂』を持つ強力な魔物は、その可能性が高くなります。
そして二つ目の方法について。そもそも、本当に強力な魔物と意志を通わせて契約を受け入れてもらえることなんて、そうそうありません。
しかし、一度履行した「契約」は実質的に破棄することは不可能です。
相手との『魂』の繋がりを得ると言うのは、逆に言えば相手に自分の魂を覗く権利を与えることに等しいんです。それはつまり、自分の最も根源的でプライベートな部分において繋がりを得るということ。
だからこそ、「契約」と言うのは魔物側にとっても非常に重大な選択何ですね。
そしてここで一番大事なのは、例え契約したとしても、そこに一切の『強制力』は働かないということです。この世界における『契約』は、隷属的なものではないのです。
例えば命令をして無理やり従わせたり、なんてことは出来ないんですね。
契約者が自分と一緒に戦ってくれるかは、完全に契約者次第ということです。
また、これは少し余談ですが。
契約術師は『契約』と言う特殊な技能を取得できる一方、剣士や魔導士のように、肉弾戦や魔法に関する技能は持ちません。つまり、自然と『自分自身』の戦力は他の職業の冒険者に比べて低くなることが多いんですよね。
これまでの話からも分かるように、強い魔物に力を貸してもらうのは難しい上に、自分で戦う力も少ない、、、。これが、契約術師がなかなか選ばれない二つ目の理由ですね。
だからこそ、この世界では本当に『一流』と呼べる契約術師はほとんどいません。
現代のエルディア王国では、少なくとも表向きは、そんな存在は確認されていません。
しかし、もしそんな存在が現れたら、、、。
あちこちから注目されること間違いなしですね。
さて、ここまで長々と読んでくださりありがとうございました。
リキシアは一体どんな契約術師に育っていくのか、、、。
是非、その『旅路』をこれからも見届けてあげてください<m(__)m>
この設定資料から私を知ってくださった方も居るかもしれませんね。
もし興味を持って下さったら、是非本編の方も覗いてみてくださると光栄です。
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