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とある少女の『旅』物語  作者: たっけん


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6/20

穏やかな日常

--ちょっとしたお話--

まだまだ私の中でも世界観が固まりきっていなかったりして、人の名前や細かい設定がさりげなく変更されていることがあるかもしれません。

小説の執筆が初めてというのもあり、作者である私もまだまだ手探りで頑張っております。

ちゃっかり変更されている点を見つけたら、「色々考えて頑張ってるのかな」と温かく見守って頂けると嬉しいです(>_<)


それはそうと、前回のエピソードで初めて、リキシアの容姿について描写されましたね。

折角なので、読者の皆さんにはもう少し詳しく教えちゃいます(/・ω・)/

リキシアは銀の長髪に、深い藍色の瞳を持つ、比較的長身な女性です。

深い藍色と、銀色。どこか、夜空と『星』の輝きのようですね(´ω`*)

リキシアとノクスは、街に戻るとギルドに向かう。

中に入ると、相変わらずクレアがカウンターで仕事をしている。

「エレナさん!」

リキシアが元気に声をかけると、エレナが顔を上げる。


リキシアの姿を見ると、驚いたような表情を浮かべる。

「リキシアさん、おかえりなさい」

「えっと、、、大丈夫ですか?」

どうやら、銀色のロングヘアと服を染め上げる赤色を見て心配したようだ。

「あ、すみません。汚いままで」

「大丈夫ですよ。全部、魔熊の返り血ですから。私は怪我一つしていませんよ」

「ノクスが、頑張ってくれましたから」

その言葉を聞いたノクスは、嬉しそうに尻尾を振る。


「そうですか。それなら良かったです」

「その感じなら、無事に依頼は終わったみたいですね?」

「ええ、無事に討伐出来ました」

リキシアは、ポーチから魔熊の牙を取り出す

「これが討伐証拠の牙です。確認お願いします」


エレナは、その牙を受け取りじっくりと見つめる

「はい、大丈夫です。魔熊の牙、確認しました」

「報酬金をお持ちするので、少々お待ちください」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


しばらくして、カウンターの奥からエレナが戻って来る

「お待たせしました」

「こちらが、報酬の8ゴールドになります」

エレナが、八枚のゴールドをカウンターの上に置く

「ありがとうございます!」

リキシアはそれを受け取ると、嬉しそうに微笑む。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


リキシアとノクスはギルドを後にすると、宿--風見鶏亭--へと向かう。

お腹はペコペコだが、まずはお風呂に入らなければ。

さすがに、ずっと返り血塗れで過ごす訳にはいかないだろう。


「女将さん、ただいま」

「無事に依頼終らせて、ちゃんと稼いできました!」

リキシアは、カウンターにいた女将に声をかける。

「あら、おかえり、お客さん」

「無事って言うけど、、、それは返り血かい?」

「ええ、まぁ。まずはお風呂に入ろうかと思ってますよ」

リキシアは、少し苦笑しながらそう答える。

「はは、そうするといいさ。身体動かした後は、風呂でのんびりするのが一番さ」

「運が良いわね、お客さん。今は誰も入ってないと思うから、貸し切り状態だよ」


「ふふ、それはのんびりできそうですね」

「でもその前に、ツケて頂いていた今夜の宿代、支払いますね」

リキシアは、懐からゴールドを一枚取り出す。

「確か、一泊100シルバー--1ゴールド--でしたよね」

女将は、代金を受け取りながら微笑む

「ええ、大丈夫ですよ。確かに、頂きました」

「今日も、ゆっくりしていって下さいね、お客さん」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


その後、ノクスは部屋で待たせて、リキシアは一人お風呂に入る。

しばらくしてお風呂を上がると、ノクスを連れて一階の酒場で朝食を取ることにする。

「ノクス。美味しいもの食べようね」

リキシアは、メニューを見る。

結局、自分には魔猪のステーキ--80シルバー--と、ノクスには魔鳥の丸焼き--120シルバー--を頼んだ。


料理が届くと、二人で食べ始める。

ノクスも魔鳥の丸焼きが気に入ったのか、随分と美味しそうにかぶりついている。

「ふふ、美味しい?ノクス」

「今日はノクスもたくさん頑張ったものね」

「たっぷり食べてね」

その言葉にノクスは肉を食べるのを一瞬やめると、リキシアに向かって嬉しそうな鳴き声を上げる。

その後も、二人で食事を楽しんだ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


それから何日か、リキシアとノクスは同じような日々を過ごす。

朝起きて、依頼をこなし、帰って来る。

冒険者として、何気ない日常。

でもそれが、この上なく幸せで、愛おしい。

それに、今はこの世界にも『守りたいもの』がある。

友達のノクス、そして、彼とのこの日常。

リキシアは、『かつての自分』が掴めなかった『未来』の予感に心を躍らせる。

そして密かに誓うのであった。

『今度こそ』、自分の手で守りたいものを守ると。


<本日のおまけ>

所持金:4ゴールド

*本編にもある通り、ちゃっかり数日経過してます。一応、四日ほど、、、(・∀・)

この所持金は、数日経過した後のものです。

次のエピソードでは、この所持金でスタートします。

とは言え、4ゴールド貯金できているみたいですね、、、(´ω`*)

どうやらリキシアは、ちゃんと計画を立ててお金を使える人のようで安心、、、。

どっかの作者とは違いますね(;・∀・)

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