75/600
01-11-05 戦国四君 信陵君
戦国四君の信陵君は、安釐王の息子である。信陵君もまた人をよく愛し、その食客も三千人に及んだ。そして平原君の妻が信陵君の姉と言う間柄でもあった。
秦に攻め立てられていた趙から、信陵君に向けてひっきりなしに救援依頼の使者が飛ばされていた。信陵君も父を何とか説得しようとするが、動かない。すると食客の一人、「侯嬴」が言う。
「王と晉鄙将軍とで分かち合っている割り符を盗み出しておしまないなさい。それを突き付けて王命として命じ、それでもなお晉鄙将軍が動かないのであれば殺してしまうのです」
信陵君は力士の「朱亥」とともに晉鄙の元に向かい、晉鄙を殺害の上趙の救援に出た。ただ、父からの処罰を恐れて魏には戻らなかった。
その後秦の矛先は魏に向かう。信陵君は故郷の救援を渋ったが、結局説得を受けて救援に駆けつける。すると各国の軍も魏に協賛、こうして秦軍を函谷関にまで押し込んだ。
しかし、抵抗もそこまで。信陵君の死後、「魏假」が王として立ったが、間もなく秦に攻め殺され、魏は滅んだ。




