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日本異世界転移物語  作者: 秋津洲皇国
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アスタルダー海戦1

エルー・アスパニ皇国から3000にのぼる大船団が出港したとの知らせを受けてグルバニア王国は日本との共同戦線をはる事になったのだが……

〜グルバニア王国アルマンド港〜

「なに?日本だけで始めるから、観戦武官を送れと?たった8隻の艦隊にか?」

第三艦隊司令官ラウロ提督は魔導伝令機の前でそういった。想定では45隻の軍艦を保持するこの第三艦隊と日本の8隻が合流してエルー・アスパニ皇国の大船団に当たるはずだったのだが、グルバニア王国の読みが外れ想定よりも早く戦闘が始まりそうになったのである。

(それはともかく8隻とは、奴らは観戦武官を殺す気か?)

ラウロはそう思った。そもそも、グルバニアなどの文明圏外の国の海戦はラムやバリスタの攻撃と白兵戦で行うものであり、砲戦は行われていなかったからで、常識として数十単位の多数の船で海戦は行われるものだったからである。

(しかし、上からの命令だ……従うしかあるまい)

そう思いラウロは観戦武官を募る為にこう言った。

「諸君の中で日本の船へ観戦武官として行ってくれる者はいるか?」

これには大抵の者が拒否した。しかし、

「私がいきます。第三艦隊の中で剣術の腕ではトップの私ならば生き残ることもできるでしょうし、鋼の飛竜を飛ばした日本です。なにか勝算があるのでしょう」

シルヴィ・ペオリオ大尉がそう言い、日本の船へ観戦武官として行く事になった。

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