意外な弱点
まだまだ続くよ何処までも…チョコケーキとショートケーキの争いは…もう、飽きたって……というかどうでも良くない?
「ショートケーキだ!」
「いいや、チョコケーキだね」
「ショートケーキ!」
「チョコケーキ!」
バチバチと喧嘩する2人。
仲良いのか悪いのかよく分からなくなってきた…
呆れた表情を浮かべている私。
次の瞬間、勢い良く扉が開くや否や、兄姉3名がぞろぞろと入ってきた。
それに気づいたルイトはやべっとでも思っているような面持ちでベットの下に隠れた。
そんなにヤバイ?
「流石のルイトも兄と姉には敵わないか?」
「うるさい黙れ…」
レオンがからかうと、照れつつ返した。
照れる要素なくない?
「ツンデレは可愛いぞぉ〜」
「ツンデレじゃない…」
「出て来〜い!」
「ルイト?出てきなさい」
あれ?圧強くない?
「出てってよ…」
レオンは弱点を知ったようで、笑いを堪えているように見える…性格悪いよ?
「wwご愁傷wさまwルイトww」
「笑うな!だから帰りたくなかったんだよ…」
167cmが隠れれるベット…どれだけ大きいのよ…
私はルイトに近寄り、手を伸ばして頭にポンッと乗せた。そして撫でてると、
「やめろよ…」
ほぼ茹でダコとなったルイトはさらにカタツムリの様に引っ込んだ。
「ありゃりゃ…」
「ありゃりゃじゃないだろw」
なんでだろ?よく私にするクセに…
第92話では、まさかの ルイトの“意外すぎる弱点” が明らかになる回になりました。
チョコケーキ vs ショートケーキの不毛な争いから始まるあたり、相変わらず男子2人の平和さが光っています。正直、シャルナと同じく「どうでも良くない?」と思いながら書いていました。
そして、そんなゆるい空気を一瞬で吹き飛ばす 兄姉3名の乱入。
扉が勢いよく開いた瞬間にルイトが「やべっ」と言ってベッド下に避難するのは、普段の偉そうな態度とのギャップが大きすぎて笑ってしまいました。
167cmが隠れられるベッドってどれだけ大きいのか、そっちも気になります。
レオンが弱点を見つけてニヤニヤしているのも、性格の悪さ(良い意味で)が出ていて面白かったです。
「ご愁傷さまルイトww」と笑いを堪えきれていないのが完全にレオンらしいですね。
そして今回のハイライトは、シャルナがルイトの頭をぽんっとして撫でた瞬間。
普段はシャルナにスキンシップを仕掛ける側のルイトが、逆にされると 茹でダコ化してカタツムリのように引っ込む のが可愛すぎました。
「なんでだろ?よく私にするクセに…」というシャルナの素直な疑問も、作者として書いていて楽しいポイントでした。
重い展開が続く中で、こうした“キャラの弱点回”は物語の緩急としてとても良いアクセントになっていたと思います。
兄姉の圧、レオンの悪ノリ、ルイトの可愛さ、シャルナのツッコミが絶妙に混ざり合った、楽しい回でした。
次回からまた物語が大きく動いていくので、この平和な回が後から効いてくる気がします(?)




