全者情報局
結局、7分でギブアップしてまたもやルイトにお姫様抱っこをしてもらい到着。
意外と外装は白かった。教会を連想させられる程。中はステンドグラスの窓があり、ステンドグラスがあるわりには機材が多く置かれており、少しごちゃごちゃしていた。
「おぉ〜意外と広いね〜」
「だろ?」
「教会みたいだな」
「なんで教会なんだよ」
「ステンドグラスとかそこら辺教会っぽいだろ?」
「教会なら神のでけぇ等身大彫刻があるだろ?」
「確かに?」
「それに椅子の量も違うだろ」
「確かに…」
珍しくレオンがルイトに納得してる…珍し〜
「…ルイト様てますよね?どうされましたか?」
管理人っぽい人物が近寄り、声をかけた。
「そうだ、今回は訳ありで機械を使わせてほしくて来たんだ」
「そりゃあ、いいですけれど、何故?」
「訳ありって言っただろ?コイツの失踪した実父を探すんだよ」
そういいながらルイトは私の首に腕を回す。
地味に力が入っており、痛い…というか苦しい…
「失踪…低身長…童顔…その瞳の色…もしかしてシャルナ=アルメリアさん?!」
低身長と童顔は余計余計…って、そんなに認知されてたの????
「当たりだ。さっさと機械使わせてくれ」
「わ、わかりました!少々お待ち頂きたいのですが…」
「あ?」
「案内します!」
「よろしい」
ルイト…それはないよ…
第88話では、ついに 全者情報局 が登場しました。
名前だけ聞くとめちゃくちゃ物騒なのに、建物の外観はまさかの“白い教会風”。
作者としても「もっと近未来っぽいの想像してたのに!?」とツッコミを入れたくなりました。
中に入るとステンドグラスがあって、でも機材がゴチャゴチャ置いてあって、教会なのか研究施設なのか方向性が迷子なのが、この世界らしくて好きです。
そして今回も安定のシャルナの体力の無さ。
7分でギブアップして、またルイトのお姫様抱っこ。
ここまで来ると「もう移動手段=ルイト」になってきていて、作者としてはそろそろ“抱っこ慣れ”してきてるシャルナが心配です。
管理人さんの登場シーンも面白かったですね。
シャルナを見た瞬間の
「低身長…童顔…その瞳の色…もしかしてシャルナ=アルメリアさん?!」
の流れ、褒めてるのかディスってるのか分からない感じが絶妙でした。
低身長と童顔は余計です。
そしてルイトの態度が今回も王族フルパワーで、管理人さんが完全にビビっているのが分かりやすくて笑ってしまいました。
「訳ありって言っただろ?」の圧が強すぎます。
最後の、
「なんで本人置いてくんだよ!」
と怒鳴るルイトを完全無視して歩き出すシャルナとレオンの図は、今回のベストギャグポイントでした。
引率係を置いていくから、そりゃ道も分かりません。
この回は、我ながら、シリアスな“父親探し”の流れに入りつつも、キャラ同士の掛け合いで重くなりすぎないように調整できた回だと思います。




