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胎内記憶

「それ、胎内記憶じゃないか?」

ルイトが言った。

「胎内記憶って3人に1人の確率だろ?」

「あぁ、その通り。シャルナ、何か覚えてないか?些細なことでも、なんでもいい。」

そう、ルイトに言われて考える。

「ん〜暗いのは暗いんだけれど、ちょっと明るくて、その中に居る前に、雲?の上っぽい所に居て、禿げてて白い髭を生やして頭の上に光ってる輪っかが浮かんでる人と一緒に居たような…」

「どんだけ正確なんだよ…」

聞いた本人が何驚いてるのよ…

「3、4歳くらいで突如言い出すらしいけどな〜」

「じゃあ、その時誰かと一緒に居た?その天使っぽい爺以外で」

「ん〜……………………!2人?かそのくらいと一緒だったような〜」

「じゃあ姉というのは確定だな」

「シャルナの胎内記憶が怪しいのは視野に入れてないのか?」

「要らんだろ」

「なんでだよ」

「あの姉2人の言葉なんて信じられるか?」

「なるほどな」

「へ?」

「じゃあ、シャルナ。図書館行くぞ」

「なんでよ」

「記憶は消せても本は消せない、だろ?」

「なるへそ!」

「ルイトにしては頭働いてるな」

「なんだよ」

「別に?」

ということで、図書館に向かうことになった。

今回の話、ついに “胎内記憶” というワードが出てきました。

作者としても「ここで踏み込むか…!」とドキドキしながら書いた回です。

まずシャルナ。

あの子、普通に

「雲の上っぽい所に居て〜禿げてて白い髭で輪っかが浮いてて〜」

って言ってるけど、描写が正確すぎて逆に怖いのよ!!

レオンもルイトも驚いてたけど、作者も同じ顔してた。

そして今回のポイントはやっぱりこれ。

• 天使っぽい存在

• その場に“2人いた気がする”

• 懐かしいのに嫌な感覚

• 記憶は消せても本は消せない

この4つが揃った瞬間、物語が一気に“前世編”へ踏み込んだ感じがして、書いててめちゃくちゃ楽しかった。

ルイトの

「あの姉2人の言葉なんて信じられるか?」

これも地味に好き。

あの双子への警戒心が強すぎて、逆に頼もしさが出てる。

そして最後の

「図書館行くぞ」

この流れ、完全に“真相探し編”の始まり。

シャルナは相変わらず「なるへそ!」って可愛いし、レオンは安定のツッコミだし、ルイトは珍しく頭が回ってるし(失礼)。

次回はついに図書館で“何か”が判明します。

ここから物語が大きく動きます!

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