男子トーク
私達は只今、ルイトの凄く凄く凄く凄く凄く広い部屋にいるんだけれど、広い…広すぎる…
そう思いながら伸びてる私の横に座る男子2人が男子トークをしている。
「はぁぁぁぁぁぁぁ…だから帰りたくなかったんだよ…勢いで連れて来たけど…」
「ルイトも大変だな…案外…」
「末っ子になんでこんなに執着するのかなぁぁぁぁ…」
「ん〜アレだろ?あの〜歳が離れた子供は可愛い効果とか、ルイト高身長なクセに持ち上げれて、ジタバタと暴れても落とさないって相当腕力とか鍛えてるだろ…」
「まぁな〜代々男は高身長だからさ…」
「腕力は?」
「腕力は…そこまで無い…だから鍛えてるんだろうな〜無駄だろ…」
「一理あるな…w」
「ん〜確か1年前は170と180とかだったような…」
「は?」
「長男で25だぞ?次男は21…」
「長男と14は離れてるじゃないか…」
「そうそう…んで、姉さんは今、23」
「どんな家族構成だよ…」
「それ言うならシャルナのとこだろ…」
「そうだな…叔母がエグくて叔父もエグい…シャルナの母さんは末っ子だったらしいしな…確か」
「こっちに比べればマシか…」
「そうそう、お年玉なんかアタッシュケース2箱くらい要るぞ…」
「ヤバ…」
「シャルナの母さんと立場だいたい同じなんじゃ?」
「ははは、あんな人数ヤバいのと同じにするなよ」
「ほぼ末っ子効果だろ…(作者もシスコンだし)」
「早く弟か妹できないかな〜」
「余計に家族構成ヤバくなるぞ?」
「確かに…でも一生末っ子はなぁぁぁ〜」
「弟か妹生まれたらお前もブラコンシスコンになるかもな…兄ズがそうだろ?」
「ありゃ酷い」
「そういえば、恋人とのベストな身長差が10〜15cm差が理想らしいぞ?」
「え〜無理だろ…」
「俺は156cm…」
「俺は167cm!」
「シャルナは146.5だっけ?」
「じゃあ俺とシャルナとの身長差が20.5cm…」
「なら俺は9.5cm…」
「どっちも合わないじゃないか…」
「だなぁ〜というか何でシャルナ?」
「近くにいるから?」
「まぁ、そうだよな〜」
「だな〜」
「というかこっちに影響無くないか?」
「何の?」
「ほら、あのシャルナの姉2人の」
「確かにな…」
「というか結界的なの張られてないか?」
「まぁ、確かに」
「なら、あの2人の活動範囲はあの結果内」
「だろうな〜なぁ、シャルナ。寝てないであいつらの事思い出せ」
「何よ…知らな…知らない?知らな…でも懐かしかったんだよなぁ〜」
「懐かしいだけか?」
「ん〜よくわからない」
「まぁ、死んだとしたら胎児の時とかだろうしな」
なんだろ…なんか懐かしいのに嫌なような…ドクドクと…
考えていたことが口に出ていたようで、ルイトが驚いた表情で言う。
「それ、胎内記憶じゃないか?」
今回の男子トーク回……
作者としてめちゃくちゃ楽しかった!!
まず言わせてほしい。
男子って本当にこういう会話するよな!?
家族の愚痴 → 身長差 → 恋人の理想 → 結界 → 双子の話 → そして胎内記憶。この話題の飛び方、完全に男子の脳内そのもの。
そしてシャルナ。
横で伸びてるだけなのに、
会話の中心に自然と名前が出てくるの可愛すぎる。
特にここ↓
「じゃあ俺とシャルナとの身長差が20.5cm…」
「なら俺は9.5cm…」
いや、なんでそんな真剣に計算してんの!?
って作者が一番ツッコんでた。
でもこういう“無自覚にシャルナを恋愛対象に入れてる感”が
読者のニヤニヤポイントなんだよね。
そして最後の
「それ、胎内記憶じゃないか?」
ここで一気に空気が変わるのが最高。
男子トークで緩んだところに、急に核心を突くワードをぶち込むことで物語の“深い部分”が顔を出す。
シャルナの
「懐かしいのに嫌な感じ」
という感覚も、前世の伏線としてめちゃくちゃ効いてる。
次回はついに“胎内記憶編”に突入。
双子との因縁が少しずつ形になっていくので、ぜひ楽しみにしてて欲しいです!




