誰?!
…深夜3時頃に月が突如青くなってから違和感だらけ……この違和感は独特だからな…シャルナもルイトも気づいてるだろうな。
わかりやすく、独特な違和感…俺が見つけた違和感は意外とあった。
観葉植物の配置が微妙に違ったり、文字がおかしかったり…あとは…シャルナは3つ子だった、という非現実的な出会い。
この世界では、シャルナは3つ子の末っ子らしく、二卵生三生児だったらしい。シャルナの2人の姉は一卵性双生児で、シャルナは一卵性一生児。
何故知ってるかって?さっき会ったからだよ…3つ子の姉2人に。
長女は、シャルア=アルメリア
次女は、シャルル=アルメリア
三女は、シャルナ=アルメリア
らしい。
シャルアとシャルルは、一卵性双生児。
ん?ちょっと解らなくなってきたぞ…ややこしいな…(ごめんって…)
歩きながら考えていたら、背後から聞き慣れた声が聞こえた。
「!…レオン!」
「シャルナ?」
「ここに居たか…」
「ルイトまで…ちょっとヤバいことになったぞ…」
「なんだよ…ヤバいことって」
「これ以上にヤバいことなんてあるの?」
「特にシャルナ。気をつけろ…お前は二卵性三生児だったらしい」
「は?」
「え?なにそれ」
「馬鹿…3つ子ってことだよ、2つの卵のな」
ルイトが簡単に説明するも、理解できないシャルナ。
「はい?」
「シャルナは一卵性一生児で、姉2人が一卵性双生児なんだってさ」
俺が付け足すも、何言ってんの?という顔なシャルナ。
「はぁ?」
「知らなかったのか?」
俺が言うと、
「俺も知らなかった」
「全く…何も知らなかった」
この2人も知らなかったようだ、
「なら、隠蔽でもされてたか?」
「わからない…」
「つまり、この世界の元凶はあの双子だと考えてるってわけだ。シャルナ。気をつけろよ…相当恨まれてるんじゃないか?」
シャルナに注意する俺。
「えぇ…」
「恨んでなかったら何故こうなる」
「まぁ、確かに?」
「容姿も似ていたからな…見分けられなくはないが、会った時は分身でもしたかと思うくらいだ…髪と瞳の色は全く違ったから見分けられたけどな…逆にそれが不気味だった…」
「ヤバいな…それ…」
「…どうしt…」
言いかけたシャルナの背後に同じような容姿の人物が居た。そして、声をかけられる。
「「やっと見つけた!」」
今回の話は、書いてる側の私も「え、何これ?」って思いながら進んだ回でした。
深夜3時の“青い月”から始まって、日常のズレ、そしてまさかの シャルナ三つ子設定。
レオン視点で淡々と違和感を積み上げていくと、逆に“世界のほうがシャルナに寄って歪んでる”感じが強くなって、書きながらちょっとゾクッとしました。
そして今回ついに登場した シャルアとシャルル。
シャルナと容姿がほぼ同じなのに、瞳と髪の色だけがまるで別物という不気味さを出したくて、色の対比をかなり意識しました。
レオンが
「逆にそれが不気味だった」
と言ったのは、作者の本音でもあります。
この双子、まだ“何者なのか”は明かしていませんが、シャルナの過去と世界の異変に深く関わっています。
次回から本格的に追ってくるので、シャルナもレオンもルイトも気が抜けません。
そして……
このあと、あの ブラコン兄ズ や シエル も絡んできます。
世界がどんどん騒がしくなるので、楽しみにしていてください。




