七賢人の力
(※今回は作者視点です)
レオンはアステル流剣術を繰り広げ、ルイトはキレ気味で、火系統上位を撃ち続けている。
先にルイトの方が限界が来たようだ。
息が荒くなり、顔面蒼白となっている。
レオンは魔力を使わない裏剣術を使用しているので、息が荒いのと肉体的疲労がきているくらい。
そんなカオスな戦いの中、酒を飲んでいる者が6名。
「そろそろ殺るかぁ…なぁ?アクエリア!」
「そうだな…ヒクッ」
「酔ってるわねぇ〜」
「お前も酔ってるだろ?ノクス」
「…殺るか」
「乗り気だなぁ〜殺るか」
「我も交ぜろ」
「テンペストぉ〜殺るか」
やっとの事で七賢人が動き出す。
正確には七賢人の、6人。残り1名はシャルナだが、魔力枯渇なので戦闘不可。
「「二重詠唱ー火×水系統上位混合魔術ー火水黑曜刃」」
ヴォルガとアクエリアの得意属性の混合魔術。
数々な大きい黒曜石のように鋭利な漆黒の刃が2人の二重詠唱にて生み出される。
そして、放たれた。
ロケットの如く、秒速5cm。
その刃を避けることが許されぬ時。
そのような一瞬の移動も許さねぬのにも関わらず、迅速に時を止める者がいた。
「時系統魔術ー対時止」
瞬時にアカネの背後に時計型の淡く藍色に光る魔術陣ができる。
そして、アカネの右手に金のアンティーク調の懐中時計が出来る。
その懐中時計を開き、カチッと付属のプッシュスイッチを押し、ブラックドラゴン対象に時を止める。
動こうにも動けぬブラックドラゴン。
二重詠唱にて造られた無数の漆黒の刃は、容赦なくブラックドラゴンを貫く。
ブラックドラゴンは反撃出来ずに倒れ伏せた。
遺体となったブラックドラゴン2体を処理する者が3名居た。
「「「三重詠唱ー闇×大地×風上位混合魔術ー大風闇空間」」」
テラー、テンペスト、ノクスの高度な三重詠唱にて生み出された謎の空間に繋がる丸い入口。
そこにテンペストによる風系統魔術で重いブラックドラゴンを持ち上げ、放り込む。
放り込むと、その空間に繋がる入口は閉ざされた。
美しい魔術の連鎖にキラキラと目を輝かせ、見蕩れるシャルナとルイト。
そんな2人とは反対に、曇った表情を浮かべるレオンの瞳の奥には、警戒心が芽生えていた。
昨日、更新出来なくてすみませぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!
色々あったんですよ…色々…詳しくはプリ小説にて投稿してます…
ということで、第76話、ようやく七賢人が動きました。
……いや、正確には 酔っ払い6名がようやく立ち上がっただけなんですが。
レオンとルイトが必死に戦っている横で、七賢人が酒盛りしている光景は、作者としても書いていてカオスでした。
でも、こういう“強者の余裕”って、やっぱり七賢人らしいんですよね〜
今回は、七賢人の連携魔術が初めて本格的に描かれました。
二重詠唱、時止め、三重詠唱……
シャルナとルイトが目を輝かせるのも当然。
一方で、レオンだけが曇った理由。
これは今後の展開に関わる大事な伏線です。
七賢人の力は、ただ強いだけではありません。
“強すぎる”ということが、何を意味するのか。
次回、レオンがつくところが意外と鋭い…書いてて思いました…そこまで?!と…w
本当に昨日更新出来なくてすみませんでした。
ということで、本日4話投稿!良かったら呼んでくださいッ!




