仕込み
ただいま、深夜1時!
そんな真夜中に私はブラックドラゴンが住むブラック谷に来てる。
こいつらを魔術で眠らせて…夜行性だから起きないかもな〜う〜ん…まぁ、強制的に起こせば良いし…ということで〜
「空間系統上位魔術ー閉空黒蓋ー×2」
計2体捕獲完了!寝てるからかすんなり抵抗せずに閉空黒蓋に入ってくれてラッキ〜!
2体のうち、1体は強そうな個体で、もう1体は弱そうな個体を捕獲。
なんでかって?ルイトに強そうなのと戦わせて、レオンに弱そうなのと戦わせるため。
私は…無意味に魔力燃焼させて魔力切れ気味にしとく。そうしたらいいでしょ?しんどいのは付き物…だけどね〜うんうん!この2体は、後々転移させたらいいし〜まぁ、難技なんだけれど…大丈夫でしょ!何かあったら大地から吸い取ればいいし…多分できる…うんうん…というか、吸い取る魔術無いからなぁ〜オリジナルで作るか……名前と術式をどうするか…名前は適当で良いし、術式は発動に影響するからちゃんとしないとな〜あと、6時間で完成させよっと。
転移系統魔術は、まだ解明されていない未知の魔術。他の動物で実験したら、首と胴体がおさらばしたんだってさ〜そんな難しくないけど…公開すると、目立って野次馬共に質問攻めされるでしょ?それで精神が死ぬ…確定で死ぬ……無理…どうせ自分だけが使うんだし、名前なんかどうでもいいけれどなぁ〜まずは、名前より術式!
頑張ればいけるな!うんうん!じゃあ〜開始!
読者のみなさん、今回も読んでくれてありがとう!
本編はついに…シャルナ、深夜1時にブラックドラゴン捕獲へ行くという、“天才の行動力が完全に間違った方向へ振り切れた回”でした。
まず今回のシャルナの行動。
「夜行性だから起きないかもな〜まぁ強制的に起こせば良いし〜」
いやいやいやいや。ブラックドラゴンを“起こす”って何。普通の魔術師は近づかない。そして捕獲方法。
「閉空黒蓋×2」
寝てるドラゴンをサクッと捕獲する天才。
しかも“強そうなの”と“弱そうなの”を選別してるのが怖い。
さらに今回の最大の問題点。
「ルイトに強そうなのと戦わせて、レオンに弱そうなのと戦わせるため。」
完全に巻き込み事故。ルイトとレオンの未来が心配。
そしてシャルナの自己犠牲(?)
「無意味に魔力燃焼させて魔力切れ気味にしとく。」
いや、無意味に魔力燃やすな。でもシャルナは本気で“これが最善”と思ってるのが可愛い。
さらに天才の暴走。
「吸い取る魔術無いからなぁ〜オリジナルで作るか……」
軽いノリで魔術を創造するな。
しかも
「6時間で完成させよっと。」
天才の時間感覚どうなってるの。
そして極めつけ。
「転移系統魔術は、首と胴体がおさらばしたんだってさ〜」
情報が重い。笑って言う内容じゃない。
でもシャルナは
「まぁ大丈夫でしょ!多分できる…うんうん!」
この“多分”が一番怖い。
最後の一言。
「じゃあ〜開始!」
深夜1時から始めるな。
ということで、読書お疲れさまでした!




