あの時と...同じ...
ガンッ!
と、何かに当たる音が聞こえた。
私に当たったんじゃない...誰かに押し倒されたから...誰か?...え?
目を開けて状況確認。
私に覆いかぶさり、倒れている人物がいた。
.........一瞬で視界が涙で滲む。
まただ...お母さんの時と同じ......
その人物...ルイトが顔を上げて聞き取れないほどの声で言う。
「よか...っ............た.........」
そう言ってドサッと私の上に倒れて意識を失うルイト。
良くない!良くない良くない良くない良くない良くない良くない良くない良くない良くない良くない良くない良くない良くない良くない!
ルイトが被さっているので、重い。
「うっ...よいしょっと...」
身体をやっとの事で起こし、隣に避け置いたルイトを見ると、想像以上に酷かった。
これじゃああの時と同じ...あぁ...やっぱり私が居ると不幸になる......お母さんも...レオンのお母さんも...レオンのお父さんも...ルイトも...やっぱり呪われた子なんだ...やっぱり...人とは関わらない方がいいのかもしれない...
「...ッ!シャルナは目を伏せといて!」
そうミミルに言われ、目を閉じて落ち着かせる。
きっと大丈夫なはず!魔術で治せば.....
「ミミル、魔術で...」
「その前に検査した方が良いくらいよ」
「えっ...」
「生きてるのが奇跡くらいしか分からないわ」
「奇跡...」
目の前が真っ暗になった。
読者のみなさん、今回も読んでくれてありがとう!
本編はめちゃくちゃシリアスでしたが、あとがきはいつも通り平常運転でお送りします。
まず今回のシャルナ、
「え?これアニメ最終回?」
ってくらい泣き崩れてましたね。
そしてルイト。
お前は何回シャルナの上に倒れれば気が済むんだ。
庇うたびにヒロインの心にトラウマ刻んでいくのやめろ。
ミミルはミミルで
「生きてるのが奇跡」
とかサラッと言うな。読者の心臓が止まるわ。
そしてシャルナの自己否定スイッチ、押すなよ押すなよ!って言ってるのに押されるタイプのやつ。
でも安心してほしい。
作者は知っている。
シャルナは呪われてないし、ルイトは勝手に死にかけただけだし(は?)、ミミルは相変わらず有能だし(うんうん)、白狐精霊獣は今日も元気に走り回ってる(?)
つまり、今回の不幸は全部ルイトのせいです。
次回、ルイトが起きるかどうかは作者の気分次第。
(※起きます。たぶん。)




