謎のペン
「はぁぁぁぁ〜!疲っかれたぁぁぁ」
「なにでよ…」
「ミミルぅぅぅ〜ルイトには何故か怒られるし、学園長先生は意味不明だったのよ…凄い疲れた…」
「あっそ…」
「素っ気な!」
「シャルナ様、私ラファエルは天界の会議に行かなければならないのですが、長期間行っても構わないでしょうか?」
「今?いいよ…」
「ありがとうございます。土産等も持って参りますので、では」
「バイバイ〜」
ということで美しい翼を広げ、飛び立つラファエル。
別に居ても居なくても変わらないし。というか土産とかあるの?それ気になる!
どんなのかな〜と思い浮かべていると、顔に何かが落ちてきた。
「痛っうううう!」
鼻に思いっきり当たったじゃない!痛ぅぅ
「…これは…世空間転移じゃない?シャルナ」
「えっ?」
赤くなった鼻を抑えながら驚きの声を上げる私。
「シャルナの丁度鼻の上に黒い異空間が見えたわ。そこからそのペンが」
そのペン?と思い、目を下に落とす。
そこには黒く上品なペンがあった。
「なにこれ…」
「書いてみたら?今ルイトが来ないとか」
「は〜い」
机に向かい、紙を机に置く。
「じゃあ…書くよ?どうなっても知らないからね?」
「試しなさいよ…」
「はいはい」
ルイトが今来ないっと…
「シャルナ!お前!なんだっけ…」
突然ドアが開いて謎にとぼけるルイト。
え?偶然でしょ…
「それって…書いたことと真逆なことが起こるペンじゃない?シャルナ」
「なにそれ…」
「我が白狐精霊獣が探し続けてた代物よ。それ、1800年前に突如消えて、探しても見つからなかったのよ。」
「へ〜」
「これ、古代魔術に関係す…なんでもないわ」
「え?今古代魔術って…」
「なんか言ったのか?」
「ルイトは勝手に入って来ないでよ」
「え?悪い悪い」
絶対反省してないじゃん…むぅ…
「じゃあシャルナ。このペンは私が白狐精霊獣の長に届けに行ってくるから暫く戻らないわよ?」
「え〜解体してからにしようよ〜」
「シャルナ?お前に材料の成り立ち話しただろ?」
「別にいいでしょ?」
「さて、今からその花畑にミッッッッッチリ成り立ちという名の隕石を叩き込んでやるから覚悟しとけよ?」
「それ、色々と誤解をう…」
「あ?」
「なんでもありません…」
「よろしい」
「じゃあね」
「えぇ〜」
「ミッッッッッチリ!5時間くらい語ってやる」
「お許しを…」
「無理だな…」
「ギャァァァァ!」
「叫ぶなよ…ホワイトボード持ってきたくらいで…」
ということで再度地獄な時間が訪れたのであった。
今回も読んでくださりありがとうございます!
いや〜……今回の話、書いてる途中で
「なんでシャルナってこう毎回トラブルに巻き込まれるの?」
って作者自身が思い始めました。
でも気づいたら鼻にペン落ちてました。作者のせいです。
そしてルイトの“ミッッッッッチリ成り立ちという名の隕石”講義。
あれ、作者が昔覚えた法律とか知識とか、
どうでもいい豆知識をキャラに押し付けた結果です。
ごめんシャルナ。
でも読者は笑ってくれるから許して。
あと最近、読者さんが減ってきた気がして
「なんでだろう…?」って思ったら、
作者がシャルナをシャイガールだという設定を忘れていた
という致命的ミスを犯していました。
ほんとすみません。
シャルナはシャイです。たぶん。きっと。おそらく。
それと検索したら「シャイな魔術師ちゃん」増えてて
作者が一番ビビってます。嬉しいけど怖い。でも嬉しい。(複雑な作者の心)
次回もシャルナが元気に地獄へ向かいますので、
どうか温かく見守ってください。
ではまた次の話で!




