表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/105

我が主のことだから心配ない……かしら?

レオンはシャルナが消えてからずっと走って呟いてるの。

[何処だ?……シャルナ……戻ってこいよ]

ってね。馬鹿みたい……シャルナはこの世界線に居ないのにね。

まぁ、(ミミル)にとっては、シャルナが居ないと1日始まらないし……というかシャルナとルイトが消えてから1日しか経ってないのにね……そっちで楽しくやってるの?シャルナ……

我が主であるシャルナは、歴代史上最強魔術のトップクラスに匹敵するんだし……なんなら越してるっぽいしね……そっちの世界に魔術が無いなら終わってそうな顔してそうね。

なんなら死んでたり……それは無いに等しいか……

今日は、散歩でもしておこうかしら……窓から景色を眺めておこうかしら……暇ね……シャルナが居なかったら……騒がしくなくて……静かで……生活音しかしなくて……レオンが焦ってて……ヤミルは学園長のところに行きっぱなしだし……

「神童シャルナ!今度こそ勝つ!!!!」

?!びっくりするじゃない……

「シャルナは居ないわよ」

「なんでだよ」

「え〜っと?誰だか知らないけれどシャルナは消えたって噂……聞かなかったの?」

「なんで誰も俺様の名前を覚えてないんだよぉぉぉ!俺様は、シグル=ブライドだ!シャルナが居ないって……消えたって言う噂は知ってる……誰かが流したデマだろうと思ったがな!」

「なんでそんなに強気で居られるのよ」

「そうしないと学園の雰囲気悪くなるだろ!」

「語尾うるさい……シャルナ探し手伝ったらどうなの?」

「シャルナは出てこないのか?!」

「馬鹿と話してると馬鹿になりそう……」

「俺様は馬鹿じゃねぇ!!」

「はいはい」

うるさいわね……まぁ、にょこっと出てくるか……シャルナのことだし……モグラみたいに……

今回のミミル視点は、学園の“静かな崩れ方”がよく分かる回でした。レオンは走り続け、ヤミルは学園長のところに張り付き、ミミル自身も落ち着いているようで内心はざわついている。シャルナがいないだけで、学園全体のバランスがここまで崩れるんだな…というのがよく見える話でした。

そこに突然シグルが乱入してきて、空気が一気に騒がしくなるのも、この世界らしいところ。みんなやり方は違うけれど、結局は“シャルナがいない”という現実に振り回されているんだよね。

静かさと騒がしさが交互に押し寄せるこの感じは、ここから先の展開の前触れでもあります。少しずつ、学園側の空気も変わっていくので、その揺れも楽しんでもらえたら嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ