レオンを元に戻します
ルイトにお姫様抱っこされて戻った私。
結構恥ずかしかったな…うん…
隊をせっかく準備したのにと隊長が言ってたけど、被害とか死者が出なかったんだから結果オーライでしょ?と説得しといた。
自室へ戻り、レオンの様子を見る。
少し戸惑ってそう…まぁ、落ち着いた頃に戻そうかな?
◇◇◇
数日経ち、騒ぎが落ち着いてきたのでレオンを閉じ込めた空間を解除。
魔力枯渇は、まだ続いていた私。
使い過ぎたなぁ〜
レオンが眠っている夜に解除したので、起きたら違和感なし。
ヤミルに運んでもらって、この夜は終わる。
まだ貧血はあるなぁ〜フラフラする…この計画は、レオンがトラウマのフラッシュバックが無く、終われば成功。
◇◇◇
翌朝、レオンが来た。
「シャルナ…何か俺にした?数日間違和感しかなかったんだけれど。」
「何もしてないよ?あ!もうすぐ授業始まるよ!早く早く!」
とりあえず勢いで誤魔化す。
バレてないよ…ね?
顔色は身体干渉魔術でカバー済み。
バレない自信だけある!100億%!
「そうか?ならいいんだけれど…」
そう言って部屋を立ち去るレオン。
バレなかった…良かった…バレてトラウマ掘り起こされなくて…
私は、安堵のため息をつく。
さて、授業の準備するぞ〜
次の授業で明かすけれど、何かお楽しみの事をするとか言ってたような…なんだろうね…
今回は、レオンのトラウマ回避作戦をひっそり決行したシャルナ回でした。
魔力枯渇のまま誤魔化しに走るあたり、シャルナの“強心臓”と“優しさ”が同時に出ていたと思います。
レオンの「何か俺にした?」という鋭い質問を、勢いだけで押し切るシャルナの誤魔化しスキルには、作者も読者もツッコミを入れたはずです。
とはいえ、レオンがトラウマを思い出さずに済んだのは本当に良かったところ。
シャルナの行動は無茶だけど、根っこは全部“誰かを守るため”なんですよね。
そして次回は、そんなシャルナが本領発揮する(はずの)調理実習。
シャルナは調理が得意なので、本来なら安心して見ていられるはず……なのですが、
ペアを組むのがルイトという時点で、すでに不穏な香りしかしません。
シャルナの腕前は完璧でも、
ルイトが何かしら“やらかす未来”が見えるような、見えないような……。
レオンとミミルの会話も含めて、静かに波乱の予兆が漂い始めています。
次回、調理実習が平和に終わるのか、それとも新たな事件が起きるのか──
ぜひ楽しみにしていただければ嬉しいです。
読んでくださり、ありがとうございました!




