8話 音のない都市
まためっちゃ遅れた。次の話でキャラの一人称変えようとか、モブに個性持たせて活躍させようとか、アイデアないとか、スタレとかブルアカとかステラソラとかマイクラとか色々やってた。
色々雑、誤字、脱字、ミスあるかも
俺は幕をどけて通った。少し前、実はあの男はエラーだったと分かり少し状況を整理した後、エラーとこれからについて話し合った。
「はぁ…まさかお前だなんて思いもしなかったぜ」
「不服です」
「ここから出る方法はないのか?」
「知らない」
「殴るぞこのまるで重要キャラのような立ち位置とタイミングで出てきた癖に、何も知らないとか」
「殴られても痛くも痒くもありません」
「クソが」
「現状出来ることが[扉]を通ってチップを集めることのみ。集めれば何か起こるかも知れません」
「そりゃ何かしらは起こるだろうね」
「私も何かしら情報を集めるとします。お前の態度によっては伝えても良いです」
「ウイルスの癖に生意気な野郎だ」
…といった感じ。俺はいつも通り探索、あいつは情報を集める。時間は無駄には出来ない。ただ幕をどけて入っていくと白黒の都市でそこで何をすれば良いのか分からなかった。時が止まったように周りは何も動いていなかった。
「…めんどくさ」
その都市を適当に歩いて見るが広すぎて何も見つからない。何か違和感があるとすれば人々のスマホにはほとんどゲームしか映っていないということ。[皇帝の目]で周りを見てもただそこには平凡があるだけ。退屈を覚える秩序にはめまいがした。ふと思い建物の中を探索しようと動いたが、ただ鍵がかかったドアしかなく壊したとしても中はよく見る家の内装だった。もはや目的すら失った頃に人だかりを見つけた。近づいてみるとその原因は空にあると理解し空を見上げると、少女が身を投げていた。その少女は周りの人とは違ってくすんだ色をして、ゆっくりとこちらに落ちてきていた。すかさず大きく飛び上がりその少女を受け止めた。ゆっくりとした動きでこちらを見つめると驚いた顔をした。
「聞きたいことがある」
その子は喋らない。喋ることが出来ない。そう理解した。この子のお陰でこの世界の謎が解けるかも知れない、その思いを片手にそれを実行するためにあらゆる地を巡った。ステージを作り、その上に楽器を乗せた。そう、この世界には音楽が足りない。混沌とした独創性があまりにもない。どの人もやっているゲームは同じだったりパクリだったり、家の中も性格が出ているとはいえあまりにも普通。その少女はピアノを弾いた。ピアノを中心に周りへ少しずつ色が付き始め、俺も続くようにトランペットを吹いていた。両者始めての演奏だが音楽がない世界だと不協和音すら神曲に成り上がる。ある人に色が完全に付きこちらに向かいチェロを手に取り弾き始める。また一人、また一人増えていく。観客も増えてきていた。気づけば人気アイドルがライブをやっているかのような、その人々の多さに少し驚いた。
「こういうのも、悪くないな」
少女は頷き、演奏に参加していた人たちも笑顔を向けたり、手をグッドマークにしたりして俺の言葉を肯定した。そして曲が終わると少女に色が戻り、涙を浮かべながら輝かしい笑顔を向けた。少女の手のひらが光りその光を俺の手に置いた。自分の分まで生きて欲しいと言うかのように。その光はレジィのチップへと変化した。そうして俺は彼らに別れを告げ、少しあの少女のことを気に掛けながら帰って行った。
「おーい?」
どうやらエラーはまだ帰ってきていないようだ。…よく考えたらどうやって情報を集める気なのだろうか。その答えは全く分からない。次の扉に向かおうとしたがその扉にはグリッチが走っていて触れられない状態だった。ナイフで切り付けたり魔法をぶっ放したりミニガンを八つ当たりしたりしたが、開く気配は無慈悲にも不可能と言っているかのように開くことはなかった。
「扉のくせに生意気だ」
よく考えたら今まであらゆる扉を攻略してきた。どうすればいいのかも分からず。本当にこれは必要なことなのか考えもしなかった。そのグリッチの走った扉を叩いた。それは本当に必要なことなのかを考えるために背中を扉に付けた。すると何故かガチャリと扉が開き、バタリと倒れた先は多くの人が見張りをしている夜の海賊船の上だ。
「何者だ!」
「何者でもないが」
倒れながらそう言った。周りは呆れ、馬鹿にするようにゲラゲラ笑い始めた。
「何者でもないとは!正体濁らせてんじゃねぇ!」
「もしかしたらあそこからの差し金かもしれないな」
「そいつはぁいいなぁ!こいつぁ差し出せばぁ金儲けもんよぉ!」
「うるさいぞ!おまえら!」
その怒声が鳴り響いた途端、周りは静まりかえった。近くの扉が足で蹴るような勢いで開かれた。そこから美人な女が現れた。その女はこちらに屈み、質問をした。
「あんた、どこからきた?」
「あー…ドアから?」
「ふーん。こんな状況でも正体を言わないんだねぇ」
「船長、やってしまいましょうか」
「いや、こいつを使えばあいつをはめられるかもしれない。生かしておけ」
「では、檻に…」
「いや、ラウンジにでも放っておきな」
「しかし船長!」
「気に入ったんだ。無鉄砲で世間知らずな所がな」
そうして訳も分からず彼らのほうで結論を出し完結してしまい、心の中で混乱を隠しているショウだった。
「また面倒くさいことに…」
ほぼ月一ペース過ぎてやばい




