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登校してたら突然プリキュアになった僕  作者: かんな
1章_登校してたら突然プリキュアになった僕

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8/41

8.悪いプリキュア

「What is that?」

NASA職員がモニターに映る物を指さす。

「A white box?」

モニターには宇宙望遠鏡が映すものが表示されている。

そこには水星に重なる形で白い四角の何かが映っていた。


「スピーチ原稿はできたけどさ家だと警察に捕まっちゃうからなんかいい場所無いのか?」「だったら僕たちの故郷に来ると言いノラ」「行けんのか?」「僕の能力を使えば片道切符だけど行くことは可能ノラ」「食べ物と水はあるんだよな」「もちろんノラ」「分かったじゃあ早速世界旅行だ」


少年が考えた台本はこうだ。

まず世界各国の軍事施設を襲って圧倒的力を世界にアピールする。

その後世界に向けて地球を侵略する意思を見せる。

あとはじっくりノラの故郷でスローライフを送るのが少年の考えた計画。

穴はすごくあっただが少年は気づかなかった。前までの少年は気づけたことに。


そして深夜2時

ガチャ「行ってきます」バタン

「変身」

「世界旅行って言ってもアメリカまで飛べるかな」「ならこいつの力を使うノラ」「イヨの?どうやるんだ?」「それはこいつから教えてもらうノラ」「っちめんどくせえな」

そこから成田空港までの移動時間でイヨのレクチャーが始まった。

「だからもっとぐって感じに」「おりゃ」「ちげえもっとっって感じ」「おうっ」「だからー


「あの車につけてみろ」「つけた」「あとは根性でしがみつけ!」「え?」ビュン

「はやーーーーーーーーーーい」


そして成田へ

「すっかり朝だな」「チケットを買うノラ?」「いーや金ないしな」「じゃどうやって」「それはだな」


「お客様にお知らせです。まもなくアメリカ便の飛行機離陸体制に入ります。今一度シートベルトの確認をお願いします。」

「来た!行くぞ」「なるほどノラ」

「出発します。」ビュン

少年は飛行機が動くのと同時に飛行機の上に飛び乗る。

「さすがアシュリン天才ノラ」「あんまほめんなって」「よっ天才ノラ!お前もほめるノラ」「でもこれ俺の力...」「よっ人間の完成形ノラ!」「て、てんさーい」「肩にちっちゃいトラック乗せてんノラ!」


アメリカ陸軍上空にて

「それじゃやりますか、人が居ないとこめがけて」「撮ってるノラ~」「よし、こほん私は悪いプリキュア、キュアブラック!これより私はすべての国の軍事力を破壊して回る。まずは手始めにアメリカを攻撃する。その汚い目に焼き付けるがいい!シャイニングキラー!」


ロシア海軍上空にて

「メテオマター!」


日本、中国、インド、ギリシャ、エジプトetc...軍事施設上空にて

「撚糸!」「シャイニングビート!」「シャイニングマター!」「カラクリ人形!」「かーめはーめーーー




「さあもう一週間だぞ?まだ私を倒しに来ないのか?」

少年が笑いながらカメラに向かって挑発をする。

「私を倒さないで戦争なんてできると思うなよ?ふはははははは」

なんだか凄く気持ちがいい。

「シャイニング!」

目の前に光のゲートを出現させる。

「では!」

ポワン


これで世界は僕という共通の敵を打つべく協力するだろう。

母さんとかお父さんはビックリしてるかな、

ごめんな咲、お兄ちゃんちゃんとお別れ言えなくて。


目を開けると一面に広がる大地、一つの円盤を一周囲う形でもう一つのドーナツ型の円盤が浮いてる町。

そして下にはガラクタの山。少年が困惑してると一人の女性が話しかけてくる。

「もしかして輪君?」「フウのお母さん?」「無事だったんですね!」「えぇみんな無事よ、それよりも輪君は無事?怪我とかないかしら」「僕は全然大丈夫ですよ」

少年は友の家族が全員無事であることに心の底からホッとする。

何かの呪縛から解放されたかのように緊張状態が解け途端疲れが少年を襲う。




目を覚ますとそこは久保家の暮らす小屋のシーツの上だった。

「はっ、すみません僕」「子供が遠慮すんな!にしてもお前全然見た目変わってないな!」

勉強の息抜きでたまに風太の家でゲームをする少年だがいつもそこには風太の兄がいた。

そして前回あったのが中間テストの勉強を手伝うために久保家に訪れたのが2週間前。

少年は兄が言った言葉が疑問に思う。

「全然って二週間ぶりじゃないですか」「にしゅう、え?」「こないだあったのが5月17日ですよね」「たしかな、」「今日は6月1日ですよね?」「いや、今日は10月2日だぞ」「こっちに来て5か月もたったんですか!?」「いや、7年だ」「どういうことだ、ここは一体どんな場所ですか?」

風太の兄も将来はNASAで働こうとしていた。

彼も俗に言う天才の分類。

「どうやらこっちはあっちと時間経過が遅いのか」「おいノラ!ここはなんなんだ?」

「アシュリンもまだまだノラ、三次元の常識に囚われすぎノラ」「なんだこいつ!?」

「ここはなんなんだ!?」「ここは四次元宇宙にある三次元世界、四次元に最も近いとされてる世界、僕たちの世界には正式名称はないノラただ、古いデータではここは昔パイオニアと呼ばれていたノラ」

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