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登校してたら突然プリキュアになった僕  作者: かんな
6章_VSラスボス

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74.ラストステージ

気圧が低下すると頭痛やめまい、吐き気を起こしやすくなる。

一方で急上昇しても同じ事例が起こしやすくなる。

それは、気圧変化を察知する内耳が脳の自律神経を刺激し、自律神経が乱れると先ほどの体調不良が起こるというサイクルである。


では、その気圧変化が何百万単位になったらどうなるのか―――――――


「――――!」

熱い、重い、息がうまく吸えない―――

いくらノラやブラの力で体が強化され肉体の形を維持できるとはいえ、125万気圧の中ではうまく肺が膨張せず、息を吸うことですら愚か、うまく目の前を認識することすらできない。

それは縡も同じだった。

(凄い、凄いは!コンマ一秒再生が遅れたら肉体の形状が維持できないわ)

「っでも、、、これまでよ!」

この高気圧の中、発した言葉は輪には届かなかった。

「ーバルーニングコア☆ー」

拳の中で糸の塊を気圧で押しつぶされないようしっかりと握り、指を貫通させながら輪の右腕を貫く。

「――っ!」

しまった!吸収する力がっ!


5000度、330万気圧の内核へと入っていく――――










そして―――――
























平均気温0度、700気圧の地球の核の中心に到達した。

「な!?」

「っぐは!♡」

急激な気圧低下により、両者共に鼓膜は破れ、目玉は飛び出し肉は裂け全身の血液が外に飛び出す。

「ふふふ、私は再生できるけどあなたは…」

「ーショックボルトー」

縡が最速で体を再生し目を開けると、突然視界が白く光り一瞬だったが五体満足の輪が見えた。

「ああああぁぁぁぁぁあああぁぁぁ」

((どういうこと?私以外にも再生するの?))

「当たり前だろ」

((は?なんで私の心が読めるの?))

親指を立て、自分の胸に向ける。

「こっちは元魔王なんだよ!」

「あっそ、ーシャイニングキラー☆ー」

光が輪を襲うもそれを難無く躱し、カウンターを放つ。

「ーファイアボルトー」

火の玉を雷で押し出すも、火はすぐさま分散してしまいただの雷になってしまった。

「ーテイクマター☆ー」

放たれた雷を右手で吸収し、何倍もの威力で左手から雷を出す。

「ーテイクマターー」

輪も右手で雷を吸収しようとするも、間に合わず右腕が消し飛んでしまった。

それと同時に、先ほど避けたシャイニングキラー☆が左腕に直撃し、光が腕を囲う。

「なんだ?」

腕の肉を抉りながら光が収縮する。

両腕が無くなった輪を畳みかけに行く。

「ーシャイニング!」

途端、頭上からカスミが降ってくる。

「ー聖典・朧☆ー」

拳が縡の脳天に落下した。

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