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登校してたら突然プリキュアになった僕  作者: かんな
6章_VSラスボス

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64.推理

「礼二!」

「変身」

礼二の姿が変化する。


黒い軍服に身をまとい頭には三角形の光輪。

「パワーポイント」

マッハ2で隊長に急接近する。

「ー円t――」

「インパクト」

隊長の腹を強打し吹っ飛ばす。

「村上さん!」

「ここは?」

少年が目を覚ます。

「ニンバスロック」

その場の礼二を除いた全員の頭上に光輪が出現する。

「やばい!」

「シャイニングヘル」

光輪が下に落下する。



が頭上およそ1cmのところで光輪が停止する。

「村上さん!大丈夫?」

カスミが皆の光輪を能力によってその場にとどめっていた。

「あれ?僕登校してたはずなんだけど、何この頭?」

「ニンバス―――」

礼二がもう一度技を発動する前に光輪が崩壊し技が不発に終わる。

「やっぱアシュリンみたいにはいかないか、それに父上もあっちだしなーパワーポイントー」

アロガンの光輪が消えるのと同時にカスミに急接近する礼二。

「仕返しだ!」

片手だとこいつをさばききれない!まずい!!!

「なるほど、こういうことかな」

ある一定の距離で礼二が何もない空間で何かに当たって動きを止める。

「これは?四次元!?何故使える」

「馬鹿にするなよ、大体の状況でなんとなく分かったけど、お前さっき降ってきた飛行物体だろ」

(さっき?)

「それからこの手のしわを見る限りおそらくあいつに乗っ取られてから僕の意識がなくなったのかな」

は?

「そんでこの感覚、別次元を見る感覚が前までは無かったが今あるということはこれが僕の能力と言ったとこ」

待て待て待て待て待てなんでこの子は、は?聞いてる限りだと記憶が無いのに今の一瞬ですべてを完璧に、は?

「そんで僕を守ってくれる人を攻撃するのはおかしいからな、明らかにお前が敵だ」

「いやぁさすがだね、どんなに天才だったか改めて思い知らされたよ」

礼二がニヤリと笑みを浮かべながら輪に言う。

「なら、君の家族が死んだことも知らないよね?」

「知らないさ、それがどうした」

へ?

「は?」

周りにいるほぼすべての者が唖然とする。

「それが僕が発狂して取り乱し、このバリアを下ろすと思ったのか?」

(こいつ)

「なわけないだろ?君が僕の家族を知っているのなら分かるはずだ」

(どんだけ頭が)

「そんな程度の絶望で今をあきらめるわけがないと!」

(ハッピーなんだよ)

「そして君は僕に時間を上げ過ぎない方がよかった」

「何?」

「冥途の土産に教えてやるよ、僕の一番嫌いなお話はミステリー系さ、なぜならね」

バリアを解きカスミの手をどかすが何故かその場で浮遊し続ける輪。

「本の最初の一ページ、最初の一行読んだだけで謎が全て溶けてしまうからだ」

輪の背中から大きな翼が広がり礼二に近づく。

「馬鹿が!シャイニングキラー」

光が輪を襲うもある一定の距離で何かにぶつかる。

「嘘だろ?移動しながら四次元を張るなんて無理なはずだろ?」

「簡単だよ、僕の移動に合わせて座標を変更すればいいだけじゃないか」

(そんなのありえない、あり得るわけがないだろう!)

「今度は僕の中で永遠に眠っているんだな!」

(何故だ?こんな早く、まだ地震だって)

「吸収!」


輪の掌から黒い渦が出て礼二の体を囲む。

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