47.ボスラッシュ
ラグニアを倒し、廊下に出て勘で出口の方へと向かう隊長。
「戻ったよ」「ナノ、彼らは?」
一度、日本軍の医務室へと戻っていたナノが隊長の首から滲み出て来た。
「命に別状はないよ君の切り方が良かったんだね」
「そうか、意識は?」「そこも大丈夫、2、3日で戻るって」
彼らの安否報告を受けていると正面から2、3人人影が現れる。
「「「変/
/ 身」」」
彼らが何かつぶやく前に隊長が体をすでに真っ二つに切っていた。
足を止めずに走り続ける。
「向かってすぐの角、厄介そうな敵の気配だな」「平気?」「あぁ」
廊下の正面と右が行き止まりなので、左に曲がり走り出す。
「なんだこれ」
足を止め目の前を見ると廊下の縁よりうんと大きな黄金色に輝く大扉がありその前には人影が。
「なかから大量の気配」「いらっしゃいませ、ここではマスクの着用をお願いします」
「すまない、先を急いでいる」
ここから先は何もないと判断し引き返そうとするもナノに止められてしまう。
「ゼン、この部屋の奴らが地球に来ると日本は間違いなく滅亡するよ」
「それは困ったな、すまない御夫人マスクはないのだがそれでも入れるか?」
「えぇ、こちらをお貸しします」
マスクを着用し扉を開けてもらうとすべてが金色に輝くカジノが広がっていた。
「ざっと千は超えているな」「いや、万だよよく見てよ」
数を数えるのが下手な隊長に正確な数を教えるナノ。
「一万二百二十人だその中でさらに強そうなのが二人」
「とりあえず全処理しつつだな」
ゲームの話ではない会話が聞こえ何の話か尋ねるフロントマン。
「すみません一体何を言っt」ザシュ
フロントマンの首を撥ね真人の群れに切りかかっていく。
「マイザリー様武力行使するものが一名、被害大多数です」
「はぁぁ、分かった俺が行く」
「なん/だ」「だ\れだこれ」「いや|やめて」「シャ/イニング」
次々と切りながら強敵の気配の方へと走る隊長。
だが突然一人の強敵の反応が自身と人一人分くらいの距離に来て即座に距離を取る。
「これを避けるか」
何もない空間から声がする。
刀身を納刀し居合の構えを取り、足に力を籠め見えない何かへと切りかかる。
「ー円天・斬ー」
それの胴体を真っ二つにしようと刀を抜こうとする手をもう一人の強敵に止められてしまう。
「!?」
咄嗟に体をねじりもう一人の顔面に蹴りを入れ手を離させる。
「痛いなー」「ラグニアを切ったのはこいつか?」
もう一人の体が徐々に見えてくる。
「面倒くさそうだな、ナノ」
「天使!見てよ僕」「だが変身してないみたいだな」
ナノが地球に一度戻るために変身を解いて戦っていた隊長。
「ふぅぅぅぅぅぅ」
呼吸を整える。
「我を倒す気でいるのか?」「おもしろいね」
目をつむり精神を整える。
「名前を聞かせてくれないか?」
ニヤリと笑いながら二人同時に自己紹介をする。
「僕は」「我は」
「「マイザリー」お父様の最高傑作だ」
目をゆっくり開けながら再びマイザリー達を見る。
「そうか、私は嶄、日本軍隊長だ」
カジノ内の真人たちが三人から一定の距離を取りながら隊長を凝視する。
「ナノ、時間が惜しい一気に殺る」
「そうこなくっちゃ」
会場が静寂に包まれる。
「ゲームスタートです」ッシュ
カジノ内の何処かでルーレットのゲームがスタートするのと同時に二人が動き出す。
「ダークマター」「シャイニングキル」
黒球と光の矢が隊長目掛け飛ばされる。
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