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登校してたら突然プリキュアになった僕  作者: かんな
4章_高波前には海は引き

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39/76

39.相性

「もうわかってるんじゃないの?私に勝てないって」「微塵もだなイヨ」

風太の首からイヨが滲み出てくる。

「手助けか?」「頼む」「キモ」

「撚糸」「エンチャント」

広範囲から糸が来るが、周りを炎でつつみすべてを焼き切ろうとするも。

「は?」

炎が全く効いてない。

「っくそエンチャント」

すぐさま周りを氷で囲う。

なんで燃えないんだ?

「悪いけど君、もう積みだ相性最悪だよ」

「何言って...」

氷をすべて割りながら糸がカスミに近づいてくる。

「エンty」「捕縛」

カスミの体に糸が絡みつく。

身動きが取れない!

「さ、来てもらおうか」「ざっけんな」

どうしたの?手伝ってあげようか?

「うるせえ!」「誰に言ってる?」

あなた出力が落ちてしまったのよ、大丈夫私ならコントロール出来るから貸してみなさい。

「っから指図すんな!」「まて風太、この気配」

なぜ?「なぜそんなの前にも言っただろ」

「私はお前が」私はあなたが

好きよ。「嫌いだ!」「来る!」




「エンチャントフィールド」

辺りが炎に燃え盛り、糸がすべて焼き切れる。

「あっつあつあつーアイマターー」「あら?」

男が辺りの炎を全て消す。

「あなた邪魔ねーエンチャントー」「学習しない奴だなーアイマターー」

男目掛けて走る雷を消そうとするも何故か、消えない。

「なんd」ドゴーーーーーーン

ビリビリ「きえないんだ?」ビリビリ

「単純な話だわ、技を重ねがけしたそれだけよ、さぁ楽悪いけど退場してもらうわね」

「風太、ここは逃げるぞ」「なんで?」「簡単だ相性が終わってるからだ」

「は?」

「エンチャント」

怒の服一着ずつに雷・風・炎・氷を付与し、最高速度で風太に近づく。

「はっや」「インパクト」

風太の腹に怒の掌が衝突する。

「かっっっっっっ!?」バタ

「くそ、怒今回は見逃してやる」「ありがたいわ」

イヨが風太の体を動かし、その場を去る。

「あとは、一人でできるわね」パタン





...あれ寝てたの?私今、久保は?

目を覚ますと辺りに風太の姿が見えず困惑している。

「ね、そこの偽紳士、久保は…って」

男がとらえられてる方向を見ると黒焦げになっているのを目の当たりにする。

「え?なんで?あいつら焙ったの?」「こ、こむすめが」「あ、私がやったの?」

「...うん」最後の力を振り絞り頷く。

「え、あの、その、ごめん」パタン






「あ!はぁはぁこ、ここは?」「コンビニの上にある更衣室」「なぜ生きてる痛っ」

「ちょっと動かないで」「これは?」「包帯よ、家救急箱内から」

「手当てしているのか?敵を?」「あ、当たり前でしょ?」

(敵を殺しもせず拘束もせずに生かしてなおかつ手当まで?)

「甘いな」「別にいいでしょ?同じ人間なんだから」

「その甘さはいずれ身を亡ぼすぞ」「人を殺してまで助かりたいとは思わないわよ」

「それで友人に害が及んだとしても?」「私に家族はいるけど友人はいないわ」「ならその家族に害が及んだら?」

すこし考えた後、質問に答える。

「許さないわ、絶対許さない殺したいほど恨むわ」「なら殺しておけ」「でも、あなたが誰かを殺すとも思わないわ紳士でしょ?」「甘い」

(この娘は馬鹿なんだな、ただレイジー、君が何故彼女をかばったか理解できる)

「小娘」「カスミ」

「カスミ、誓おう父上にはここに天使はいないと、君たちと敵対しても君と君の家族には危害を加えないと」「...…」「カスミ?」「何言ってるの?帰すわけないでしょ?」「へ?」

更衣室の扉が開く。

「あらカスミちゃんその子?」(誰?)「はい!新人です!フルタイム希望で毎日入りたいそうです!」

(!?)「そうなのね、なら入ってもらおうかしら、ウチはコンビニ営業だけじゃなく畑の手伝いもあるから頑張ってね」「これはどういう」「ん?当然でしょ?」

「訂正しようカスミ」「何?」

複雑な気持ちを持ちながらも少しこの一時の平和が気に入り笑みを浮かべながら男はカスミに言う。

「鬼だな」「当然」

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