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登校してたら突然プリキュアになった僕  作者: かんな
3章_すべては闇に覆われて

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20/41

20.帰り道

夜21時店を閉めて家に帰る。

「今日もクソ客が多かったなー」

コンビニでもらった廃棄の塩おにぎりを食べながら一人ごとを呟く。

カスミが住む千葉は今は人口が少なく、電気も電灯と夜空の小さな星の光しか頼りがなかった。

そんな暗い道を歩いてると電灯の下から少年が話しかけてきた。

「すみません、ここら辺にあるこんびにってどこですか?」

家出少年か?それにコンビニはうち意外だとこの辺にはないし。

「どうしたの?家出?」

「いえ、お兄さんからコンビニに行けって頼まれてしまって」

(あの後お兄さんたちからせっかく名前をもらったんだから天使を探して来いと怒られてしまった)

最低な兄貴だな。

「僕名前は?」

「レイジーです」

「礼二?いい名前じゃんなにを頼まれたの?」

(な、なんて誤魔化そう天使って言っても信じてもらえなさそうだし、、、)

カスミが礼二に質問すると礼二は少し困った顔で言った。

「人を探してて」

「お母さんとか?」

「まぁそんな感じです」

家出じゃなくて親がいないのか?探し物ってまさか弟にご飯を万引きさせようとしてたのか!?

「お父さんは?」

(お父さんは僕に名前をくれた後)

「、、、っか行っちゃった」

間違いない!この子は家庭環境が最悪なんだ!仕方ない

「家近いし今晩は私の家に来たら?ご飯ごちそうするよ」

(そういえばおなかすいてる)

「じゃあお願いします」

明日、新潟まで行って交番に預けよう。


カスミの住む千葉県の人口はおよそ1000人。

東京と神奈川は1500人くらいだろう。

関東にも交番はなくはないが、子供を預けたら無事に大人になるかわからない。

これだから田舎は嫌いなんだ。


そして外見はあまりよくないが中は割ときれいなカスミ宅へ

「ただいまー」

「お邪魔します」

「っつっても一人なんだけどねーって」

「どうしました?」

(ヤバイこの人なんで僕をこんな見てるんだ???)

この子、すっごく汚いはそんな悪劣な環境にいたなんて...

「先お風呂入ろうか」

「汚不炉!?」

(まさか僕を燃やすのか!?)

なんでそんなに怖がって...まさか!自宅では水攻めを!?

「怖がらなくていいのよ?何なら私も一緒に入ってあげるから」

(自分もろとも!?怖い...助けてお父さん...!)

少年はギフテッドであった。

「浴室はこっちだから、服は私ので我慢してね下着は」

(負苦!?死多戯!?僕はここでも殺されるのか!?)

なんで泣いてるのかしら、まさか私の服はそんなに嫌いだったの?ちょっとショックだけど仕方ない。

「ごめんね礼二君服と着替えは弟に今から借りてくるからね先ごはん食べてて」

「はい」

(何とか一命をとりとめた)

そう礼二に言うとカスミは袋の中からサラダと鮭おにぎりと昆布マヨおにぎりを礼二に渡した。

「これって」

(賞味期限今日...)

「気にせず食べてね」

(いろいろと気になる...)


カスミ宅から100メートル離れた丘野 ウラの家

ピンポーン           ガチャ

「なんだよこんな時間にテスト勉強してんだけど」

「ウラ!パンツと服貸して!」

「は?」


丘野 ウラ(18)

カスミの母とウラの父がカスミが当時9歳の時に再婚してできた弟、元幼馴染。


「なんでだ!」

「えーっと今家に子供がいて」

「子供ってお前結婚してたのか」

「ちっがう!いろいろどっこいしょして」

「そうなのか、、、グスンわかった使ってくれ」

「ありがとう、、、グスン」


そしてカスミ宅の浴室にて

「ふぅー」

(なんだただの湯浴びか)

「熱くない?」

「平気です」

よかった、体に怪我がない、、、でも刺青が彫ってある。

「礼二君明日新潟いこっか」

(新潟!?)


さかのぼること数か月前魔王城の一角での事

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