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登校してたら突然プリキュアになった僕  作者: かんな
2章_目を開けるとそこは

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17/41

17.その目に映るのは

「吸収?人間をか?」「それはさすがに...」

「今は人間じゃないノラ、それにとっくの昔に死んでるノラ」

「じゃあ何を」

「即身仏ノラ」


即身仏とは厳しい修行の末に自らの肉体をミイラ化させて永遠の姿で残した僧侶のこと。

本来ならば

穀物断ち、何年もかけ木の実や草の根だけをたべ、体内の脂肪や水分を限界まで落とし、

毒草の摂取、漆の樹液などを飲んで嘔吐を誘発し、防腐効果を高めるとともに遺体に虫がわかない体質へと作った後、

土中入定、生きたまま石室に入り瞑想して息絶える。

掘り起こし、その後約三年三か月後に掘り起こされ、僧侶の魂が永遠に生き続けている証として祀られる。


だが、男が即身仏になった過程はそうではない、何もない空間で生きれる端もない途方もない時間を過ごし、肉体と精神が分離して作られた即身仏と世界。

精神だけがこの世界を動かし続けるために何百何千万という月日、目を覚まし続けていた。

だが肉体はそうではない、ずっと眠り続けた個体、今では人間より植物に近い。

精神も四次元の情報を持っているが、同時に肉体もそれを保有している。


「その即身仏はどこにあるんだ?」「分かんないノラ」

「分かんないんかーい」「どうやって探すんだ?何か策はあるんだろ?」

「ご名答ノラ」

ノラの策はとてもシンプルだった。

「どうせこの世界の中心ノラ」

「曖昧...」


「ここか?」「もうちょい右ノラ」

何故この世界の中心がどこか分かるんだと聞くと、一番感情が憎くなると言っていた。

「ここノラ、間違いないノラ、ぶっ殺したいノラ」「何があったんだよ」

ノラに言われるがまま地中を掘り進めていく。

「マター」「マター」「マター」

少し掘り進めた後に空間が出てくる。

「ここは?」「真っ白ノラ」

その空間の地面に降り立つと目の前には白骨化した人の骨、何故か頭の方だけ草が生い茂っている。

「不気味だな」「あれノラ」

見上げると宙に浮いている一本の木の枝?みたいなのがあった。

「これが、元人間?」「搾り取られたんノラ」「誰に?」

「いいから早くするノラ今にもはらわたが煮えくり返りそうノラ」

「テイクマター」

木の枝を取り込んだ途端膨大な情報が流れてくる。

!?

チェックポイントはー        メモリーがー    お前たちはー

   宇宙人から見られてたー      なんじゃありゃあああー

 タコ焼き機!ー     でかい木だなー           この扉はー

あああああああああああああああああああああああああー         俺なのにー

      なんだあの炎ー    行けえええええええええー

       アシュが足滑らしてなんて間抜けすぎるだろー  何もないー 寂しいー





            「そこの読んでる君!ここに来たいのかな!」

「うああああああああ」「リン!」「ここは?」「墓地の中だ」「僕が運んだノラ」

「そうか、すべてわかったぞ、次元の見方」

「それじゃあ早速地球に行くノラ」

少年が目覚めてすぐ久保家を集め、ポータルを開く。

「ポータル、展開座標は天の川銀河太陽系第三惑星日本新潟県新潟市、展開」

ポワン

目の前に見覚えのある景色が映ったポータルが出現する。

「おぉぉ帰れるのか」「風太」

「僕たちも一回帰るノラ?」「だな」

一行はポータルを潜り地球へ帰還する。

その後はまず久保家をNASAの風太のいるアパートまで連れていく。


「いない...」「どこにいるんだ?」

きれいさっぱり片づけられた部屋を前に呆然とする一行。

「リン君...」「書記さん...?」

目の前には前より顔色がだいぶ悪い父の書記が立っていた。

「今までどこに...それにその見た目...」「書記さん!フウは?」

「それよりも輪君あなたは知らないといけないは」「は?」

そう言われると時空調査支部まで連れてこられた。

「皆は?」「先に風太君のとこに行きました」「それじゃあ俺も!」

「馬鹿やろおおおおおおお!」

馬頭を浴びせてくる聞き覚えのある声。

「新人の...」「てめぇ!ってぇえ誰の許可を得てこいつをここに連れて来た!」

新人が書記を罵倒、いや少年を罵倒する。

「彼にこれを見せるためよ」

そういうと書記は少年に翻訳機を渡した後、テレビをつけた。

それはどうやらライブ配信らしい。

「さあもう一週間だぞ?まだ私を倒しに来ないのか?」

これは、俺の映像か

「彼が世界に犯行予告を出して一日が立ちました、ですが未だ彼は見つかっていません。ですが国の自衛隊がやられた憎しみの矛先は彼の家族へと向きました」

は?

「見てください、彼の実家でしょうか燃えて炭となっています」

は?

「彼の母は自宅で焼け死んだのが発見されました」

は?

「たった今彼の父の公開処刑が開始されました」

は?

「すまんなリン父さんがふがいないばかr」ザシュ

「こちらの川で少女と思われる遺体が発見されました」

あ あ あ

書記はテレビを消した。

「あなた一体何をしていたの?」

ああああああ

バンっと勢いよく扉が開くと瞬君が泣きながら叫んだ。

「てめぇが俺たちを、風太を!」

あああああああああ

「てめぇのせいで風太は今意識ないんだぞ!」

ああああああああああああああ

「ぶっ殺してやる」

あああああああああああああああああああ


「変身、、、ノラ」


「エンバス・ロック。シャイニングヘル」

その場の者全員の体が蒸発する。

「アシュリンは何も悪くないノラ、世界が悪いノラ」

あああああああ

「あとは全部僕に任せてゆっくり寝てるノラ」

あああ

ーーーー


「エンチャント!」

光の斬撃が少年の体、いやノラの右腕を切り裂く。

「っちパワーポイント」

建物から外に出る、腕はもう生えている。

「哀!少年のとこへ」

「怒じゃん」

「ぶっ殺す」

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