13.五十嵐 反無
五十嵐 反無(18)
新潟県新潟市の青山海平公園跡地にできた22階建てマンションの11階に住んでいた。
「佐藤お前就職先決めたの?」
佐藤 和彦(18)
反無と同じマンションの隣の部屋に住んでいた。
「俺はケーキ屋さんかな、お前は?従妹がNASA志望してんだろ、ついてくのか?」
「いや俺はエンジニアやろうかなって」
「機械好きだもんな」
新潟県立新潟高校にて
五十嵐 乱(18)
「よーハン元気だったか」
「ハンって言うのやめろって毎回言ってんだろなれなれしく話しかけてくるな」
「ラン君戻ったんだねどうだった?アメリカ」
「いやーさすが本部規模が違えぇはデカすぎる、あとロケット!打ち上げ予定のなんとか砲がかっこよくってそんでそこにいた研修生でもうめっちゃ美人の」
「っちうるさいな」
そういうと反無は自分のクラスへと戻っていった。
「相変わらずだな」「あぁ」
その日の夜ーーーー
反無宅
「はぁー眠れない冷蔵庫なんかあったっけ」
冷蔵庫の中には大量の食材とパンケーキが一枚。
「そういや残ってたんだ」
パンケーキを少しあっためようと電子レンジに入れる。
「1分っと」
ジイィィィ
メールが来てる。
「母さん今日は父さんの病院寄って帰ります!なんか適当に作っといて
ps明日の朝ご飯はパンケーキがいいです!」
ぎっくり腰で入院て看護師理由聞いて爆笑してたぞ
ーチン
は?
続いてのニュースです。
新潟県新潟市で男子高校生の五十嵐反無君と佐藤和彦君が自宅のマンションを最後に行方不明になりました。もし何か情報を知ってる人がいましたら記載の番号へとお電話お待ちしております。
これは巷に言う神隠しなのでーーーーー
六巡目
少年がノラに問いかける。
「五十嵐ってもしかして僕の叔父にあたる人なのか?」
「そうノラ」「あびゃびゃびゃびゃ」
「彼は21年前にここに飛ばされて20年前にこの世界を終わらせた人物ノラ」
「終わらせた?」
「言ったノラパイオニアは前の名前、そのパイオニアを終わらせて新しくここを作ったノラ」
「なんでそのハンナさん四次元を知覚できるんだ?」「瞬君やっと復活か」
「ここを運営してるから必然的に四次元が何なのかもわかるんじゃないか」
「そうノラ」
「でも四次元を利用するってどういうことなんだ?」
「それはだな」
少年は友の兄に自分の四次元世界の見解を話していく。
「ってことだ」
「ここにあってここにない?観測はできるけど見れはしないー?あびゃ」
「壊れた」「もうほっといてもいいんじゃないノラ?」
「でも一応仕事はするし」
友の兄は顔が変になっても、奇声を発しても荷台に野菜を詰める手を止めはしない、荷台を引く足を止めはしない、そう彼こそは!
「社畜ノラ」「過去の産物がここに現れるとはな」
十巡目
それからノラは説明した。
四次元を知覚、利用するとこの世界から地球への時間の誤差なくテレポートができること。
ここに来てからまだ二日しか経っていない。
さらにテレポート以外の便利なことも教えてくれる。
「何の力も使わず宙に浮けるノラ!」「それから?」
「自分の思うがままに建物を作ったり、景色を変えたり、いろんなものが入るポケットなんてのも作れるノラ!」
「最後のは知ってる気がする...」「あびょべんびょべっびょ!」
「でもどうやって知覚して利用なんかできるんだ?それに久保家を地球に送るんだったら体が必要だろ?」
「その二つを一片に行うことができるノラ!」
「どうやるんだ!?」
「まずはあそこの真ん中まで行くノラ!」
ノラが指さしたのは宙に浮いてる円盤の真ん中の方だった。
「あ、あそこまでどれくらい離れてるんだ?」
「約四万kmノラ!」
地球一周の長さは約四万七十五kmである。(赤道から測って)
「あびゃびゃ」「じぇじぇじぇ」
野菜運び終了。




