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登校してたら突然プリキュアになった僕  作者: かんな
2章_目を開けるとそこは

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10.喜怒哀楽

目を開けると目の前には金髪ギャルと子供が目の前にいた。

「ん?ここは?」

「おきたで!パパ」

少年の後ろの方を見てパパと誰かを呼ぶ。

ーーーおはよう、君の名前を聞いてもいいかな。

少年の顔を覗き込むそれは、おっとりした顔で髪は白髪、よく見ると少し透けているのが分かる。


幽霊?「僕は五十嵐・A・輪、高校生」

ーーーてことは君は地球人かな?

地球人ということはほかの星から来た者もいるのか?

ーーー早速で悪いが楽、君と話したい。

男がそういうと少年の意識が遠のいていく。

いきなり眠気、がーーーーーーーーーーーーーー


「...」

ーーーおはよう楽、喜を捕まえたらしいね。

「おはようございます、母上」

「いつまで母上っつってんだよ父上だろ」

「どっちでもいいんじゃないかな」

「俺たちは母上に作ってもらったんだ、母上というのが自然の理だろ?」

「ってめぇウチは姉やぞ」

「だからなんだ?」

ーーー二人ともやめるんだ。

ーーー楽、体新しくしたんだね。

「喜との戦闘で苦戦してしまって、仕方なくそこにいた少年に協力してもらいました」


そういうと少年は右手の袖を上げる。

途端彼の手の甲からノラがにょきっと生えてくる。

「クソが」

アイデンティティーのノラを語尾につけるのを忘れて純粋な暴言を吐いていく。

「ご老体、まだ生きてたんだな」

ーーーどうしたんだい?そんなに怒って反抗期はまだ抜けてないのかな?

「ってめぇパパを消すんじゃなかったのか?」

「うるせーぞネカマ」

「しにたいようだな」

ーーーまぁまぁ喧嘩はやめようせっかく家族がそろったっていうのにさ

「家族とか甘ったるい分類にくくるのはやめてくれよ、反吐が出るぜ」

「言いすぎだよ」

「黙れガキ!」

ーーー楽、喜を放してやりなさい。

「お言葉ですが母上、どうやら手と合体してしまったようで、取ってはいただけないでしょうか」

ーーー分かったよ、さぁ手を出して。

少年は右腕を男の体に差し出す。


「テイクマター」

そう少年が言うと腕が黒く変色、変幻し男を覆う。

ーーーやられたね。

「ははははははは父上も鈍くさくなったノラ」

「ノラ?君楽じゃないのか?」

「間抜け過ぎて腹がよじれるノラ」

少年は高笑いした後怒と哀の方を向く。


「変身」


「クソが!変身っ!」「変身」


怒と哀の姿が変わる。

怒は黒い軍帽を被り胸はボタンが開き、片方でマントを羽織い下はスカートで靴はブーツの黒い軍服姿。

哀はリボンをつけて袖が余るくらいの黒いポンチョを付け短パンのスニーカー姿。


「メテオグラビティー」

哀が先に攻撃する。

少年に莫大な負荷のGが襲う。

「おっも」

それに合わせる形で怒が少年に近づく。

「エンチャント」

炎を纏わせたレイピアで攻撃する。


攻撃が何かによって防がれた。

「っこりゃ楽の糸か」

「ご名答」

少年が哀目掛けて反撃する。

「捕縛」

「うわー」

「撚糸」

哀が燃える。

「エンチャント」

が、瞬時に哀に水と自然を纏わせ消化と治癒を同時に行う。


「少し面倒ノラ、悪いけど本気使うノラ」

天使の輪が蠢く。

「ニンバス、ロック」

怒と哀の頭上に光輪が出現する。

「まっず」「ワームホール展開」


「シャイニングヘル!」

光輪が落下すると同時に怒と哀の姿が消える。

ズンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「逃げられたノラ」


「ん、」「起きたノラ」

少年が目を覚ます。

「あれ?さっきまで何してたんだっけ」

「久保家でご飯を食べて寝た後ノラ、みんな仕事に行ったノラ」

目を覚ますと確かにそこは久保家の兄の部屋だった。

「そうだった、僕も手伝いに行かないと」

少年が久保家を出ていき畑の方へと走っていく。

「これは外れだったノラ」

そういうとノラは鉄くずを捨てた。

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