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新たな仲間
私たちのリハが終わり、ステージ裏へと捌ける
「いえーい!みんな良かったよ〜!」
二人とハイタッチする
「あ〜楽しかったぁ」
「…」
「先輩、どうしたんですか?」
「エルナも気づいたよね?」
「もちろん」
「なんですか先輩!なんか二人だけ通じ合ってる感じですけどあたしにも教えてくださいよ!」
「まあるなちゃんもそのうちわかるようになるよ」
「え〜」
るなちゃんが頬を膨らませる。彼女は気づけなかったようだが、花奏ちゃんがリズムを刻んでいたのだ
それはつまり…
(あの子は、もう一度、歌う準備ができている)
私は、出入り口の方に目を向ける
(来る)
そんな気がした
タッタッタッタッ
「あ、あの!」
ステージ裏に息を切らせながら花奏ちゃんが入ってきた
「あの、私も!皆さんと一緒にスクールアイドルやりたいです!!お願いします!」
そう言いながら花奏ちゃんは頭を下げた
……
「ふふっ」
私は笑ってしまった
「もちろん、歓迎するよ。花奏ちゃん」




