↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
歌声に花咲かせ  作者: 宮島485


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
19/27

もう少し練習した方が…

夕方になり、何度目かの通し練習が終わった


「はい、今日はここまでにしよっか」


朝倉先輩の声に、音楽が止まる


「ふぅ……」


身体は正直で、止まった瞬間どっと疲れが押し寄せてきた。星野先輩が軽く伸びをし、エルナ先輩もタオルで汗を拭いている


みんな、やりきった顔をしていた。それなのにどうしてだろう


――本当に、これでいいんだろうか


胸の奥に、またあの感覚が顔を出す


私は一歩前に出かけて、口を開いた


「……あの」


もう少し、練習した方がいいんじゃないか、そう言おうとしたその瞬間


「いや〜、さすがに今日は動いたね」


星野先輩が笑いながら言った。エルナ先輩も頷く


「本番前に無理しすぎるのも良くないからね」


先輩たちのその言葉を聞いて、私は続きを飲み込んだ


先輩たちが正しい


きっと、間違っていない


「……」


結局何も言えないまま、私は曖昧に頷くだけだった


「じゃ、私は夕食作るから。みんなお風呂入ってきちゃって〜」


朝倉先輩が手を叩く


「はーい」


星野先輩が軽く返事をして、私の方を見る


「花奏ちゃんも行こ?」


「は、はい」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。