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感じた違和感
二日ぶりの同好会の教室
事情が事情だったとはいえ入るのが気まずかった
「花奏ちゃん!!」
突然後ろから声をかけられドキッとして慌てて振り向くと、そこには朝倉先輩がいた
ギュ
驚く私を勢いのままハグした
「ごめんね、抱え込ませちゃったよね。何か困ったことがあったら、遠慮せず言ってね」
優しくて暖かい、先輩の声。
そのはずなのにどうしてだろう、何か引っ掛かるものがあって
「はい、先輩」
素直に「ありがとうございます」とは言えなかった
夕方の部室に、いつものゆるい空気が流れていた
「はぁ〜今日も踊った踊った〜」
床に座り込みながら、星野先輩が大きく伸びをする
「ちゃんとストレッチしないと、明日動けなくなるよ」
エルナ先輩が笑いながらタオルを差し出す
「だって疲れたんだもん!ほら花奏ちゃんも!」
「え、あ、はい」
言われるがまま一緒に座り込む
身体は確かに疲れているはずなのに、心はどこか落ち着かない
あれから二、三週間が経過した。ちゃんと踊れるようになった。
歌も、前より怖くなくなった
でも
(……本当に、これでいいのかな)
そんな考えを振り払うように、私はペットボトルの水を一口飲んだ




