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お嬢様の僕  作者: じゃけんよる
灰色の館
3/20

#2

……………………………………


………………………………………


…………………………………………



─?


何も起こらなくて、目を開く。


「…………………あ…」


何分割かされた化け物の側に、フードを被って顔が見えないが、恐らく人が立っていた。


化け物が消えかかると同時に、

その人は素早く青年に近寄り、腕を掴んだかと思ったら思いきり引かれそのまま走らされた。


「………ちょ…ちょっ」


目の前に、またさっきの化け物が四方から現れた。


腕を引いていた人物は青年の手を離し、

刀を構えた。


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